人気者に恋されるとこうなる(赤)

22話 ページ23

貴方side



土日挟んで今日からまた学校


先週あまりにも普通じゃない事が起きたから疲れが全然とれてない……




あー……頭が重い…








ｶﾞﾗｯ







『おはよーございます』





返事はない



当たり前だよね






















だって僕が1番だから


いつもより20分も早く来たよ





理由はね───




『わー……盛大にやったね』






机の上にはマジックで書かれた暴言の数々


小学生みたいなことするな…







水性で書いてあることに優しさを感じてしまう←





『悪口書かれるくらい僕にとってはどうってことないんだけどね〜』





言われ慣れてましたもん


さあ綺麗にしましょうねー





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「おはよー」


「おはー！てかさ聞いて……」





『………』





朝の日課は席に座って静かにクラスの会話を聞くこと


え？キモいって？






学園の情報とか分かってないといざって時に動けないでしょ？


でもさ？











こ「日浦A！今日の昼休み校舎裏に来い！話がある！！」




こういう時の対処法を誰か教えてください…









『……わかりました…』



こ「ちなみに！今日莉犬くんは休みだから！調子乗んなよ！？」






一体なんの調子に乗るんだろうか？




『あ……はい』
















こ「昼休み逃げんなよ！？僕泣くからな！？」





え？泣くの？



『…はい』









「ころんくんおはよー！」


こ「おはよう」ﾆｺｯ


「「かっこいいっ！」」








切り替えはや…







そんなことより莉犬……休みなんだ



少し心配………なんて思ってない



僕には関係ない…よね

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