人気者に恋されるとこうなる(赤)

13話 ページ14

なんか………今日の学校はいつもの5倍疲れた気がする…









平穏だった学校生活は完全に崩れ去ったよね……



これからどうしよう…
ただでさえ友達居ないから誰にも頼れないし















いや……友達は元々作れない僕が悪いんだけど…



？？？「あっ！日浦さん日浦さん！」


『へ？( ﾟдﾟ)』



校門の前には髪色と同じ赤いリュックサックを背負った赤城くんが……


何してんだろ







莉「掃除お疲れ〜さぁ行こう！」


『…ｲﾔﾅﾝﾉｺﾄﾀﾞｶｻｯﾊﾟﾘ』


莉「家に行くって言ったじゃん！」


『行かないという選択肢は………』


莉「ないでーすw」



強制連行だそうです



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


莉「ねえ、日浦さんってさ」


『はい…』


莉「なんで誰に対しても敬語なの？」




それは小説のキャラ付k………




『……別に誰でも敬語って訳じゃないですけど』


莉「敬語で話さない人もいるの！？」


『まあ何人かは……』








───あれ、よくよく考えてみると僕、タメで話してる人いなくね？




莉「んじゃ！俺とはタメで話してね」


『無理ですね』


莉「そこをなんとか！」


『いやちょっと…』


莉「俺の事嫌い？」





『………逆に聞きますが、なんで僕とタメ口で話したいんですか？』


莉「だって俺、日浦さんと仲良くなりたい！」ﾆｺｯ


































あぁ……負けた




『………わかりました。努力します』


莉「はいドーン！今のも敬語だよw」


『うわぁ………めんどくせぇ…』ﾎﾞｿｯ


莉「今めんどくさいって言った！？(´；ω；｀)」


『言ってない言ってない』


莉「あ、そうだ。タメなんだから勿論莉犬って呼んでね？俺もAって呼ぶから」


『え』


マジですか…






莉「あ！？A電車来てるって！早く乗んなきゃ！」ﾀﾞｯ


『えぇ…走るの……？』



“さっき全速力で走ってたから無理“



とは言えない………

14話→←12話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す