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優しい ページ7

そういい、赤城さんはせっせとご飯の準備を始める
誰かが料理をしているのを見るなんて、何年ぶりだろう
お母さんとお父さんが死んでから私はずっと1人で生きてきた
誰かと一緒に過ごすということも全くなく、今のこの状況が夢のように感じてくる
思わず涙が込み上げてきて顔を伏せる

akg「あれ!?もしかして雑炊嫌いだった…?」

『あ、違います…すみません急、に…』

inm「…今まで辛かったんだね、Aはよく頑張ったよ」

そういい頭を撫でてくる伊波さん
その感触にもっと涙が溢れる
お母さんに撫でてもらった以来だな…
すると小柳さんが目の前の椅子にドカッと座る

kyng「あーあ、ライがもっと泣かせたー」

inm「うるせぇ狼!」

まるで小さな子供のように泣きじゃくる私の顔を優しく支え、緋八さんは自分の服の袖で目元を優しく拭く

hbc「そんなに泣かんで?可愛ええ顔が台無しや、まぁ泣いてても可愛ええけどな」

hsrb「うわぁ…」

hbc「おい誰や今うわぁ言うたの」

成人を越えているというのに男子高校生のような掛け合いをしている緋八さん達を見てクスッと笑いが盛れる

hbc「!!…そっちの方が可愛ええよ」

私の目を見てまるで宝物に触れるかのようにやさしく頬を撫でる緋八さん

『…すみません、ありがとうございます』

そこら辺の女なら落ちてるぞ、今頃
久しぶりに泣いてスッキリした脳内でツッコミを入れる
真顔でお礼を言うと佐伯さんが「真顔美少女…」と小声で言っていた気がするが気のせいだろう、なんか変態みたい((

akg「はいAちゃん、雑炊できたよ!暑いから気をつけて食べてね」

『美味しそう…』

kyng「ウェンの飯はマジでうめぇよ」

そういいニカッと笑う小柳さん
ちょっと本当にイケメン多すぎないか?心臓痛いよ私

akg「なになに、ロウきゅんも欲しいの〜?」

kyng「ロウきゅんって呼ぶな」

mrkm「ウェン、僕もお腹すいた」

akg「おーけー、カゲツきゅんは何食べたい?」

usm「ウェン〜俺もなんか食いたい」

sik「あ、僕も!」

inm「お前らさっき食ってただろ!」

hbc「まぁまぁ、ウェンには悪いけどまたなんか作ってもらうか!」

hsrb「そうですね、A1人で食べさすのもあれですし」

akg「よ〜し、任せて!」

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巡回 - オリフラたってます (3月12日 23時) (レス) id: 884938dc5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:chelicheli | 作成日時:2024年3月10日 16時

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