ヒーローって暇なんですか？

初めまして ページ5

やっぱり合ってたんだ
不思議そうな顔をしている星導さんの隣に伊波さんが立ち、｢俺が教えた｣と何故か自慢げに言う
それに対して星導さんは興味がなさそうに｢そうですか｣と返事をしている

すると先程の金髪水色メッシュさんが｢なぁなぁ｣と話しかけてきたのでコップを机の上に置くと

？｢そこの椅子座ってええよ、立ちっぱなしはしんどいやろうし、いろいろ説明しなあかんと思うし｣

といって椅子を引き、座るように促して来る
確かに聞かなきゃならないことは沢山あるし、頭痛も座っていた方が楽だろうと思い、素直に引いてくれた椅子に座る

hbc｢とりあえず自己紹介からな、俺は緋八マナ言います！よろしゅうな！｣

hsrb｢俺もうしなくてもいいですか？｣

inm｢星導はもういいよ、ほら！みんなもAに挨拶して！｣

伊波さんがそう言うと、みな各々ゲームをしたりスマホを見ていた手を止めてこちらへ振り向く
わぁ美形がいっぱい((

usm｢俺は宇佐美リト、よろしくな！｣

先程カバンを渡してくれた人は宇佐美さんと言うらしい
自己紹介を聞いても印象は｢元気そうな人｣で変わらなかった

akg｢赤城ウェンって言います〜！料理が得意だからAちゃんも食べたい物あったら言ってね

全体的にピンク髪で、左右に黒メッシュが入っているこのギャルみたいな人は赤城さん
うん、ギャルだ

sik｢あ、えっと…さ、佐伯イッテツ、です…｣

明らかに人と話すの苦手オーラを放っていること人は佐伯さん
結構チャラそうな見た目なのにこの中で1番コミュニケーションが苦手そうな雰囲気で、意外だなと思った

kyng｢あー次俺？…小柳ロウ、よろしく｣
分かりやすく｢面倒臭い｣という目をしたこのサラサラヘアーの人は小柳さん
この中ではまだまともな感じがする

kgt｢どもー、叢雲カゲツでーす｣

ふわふわな髪を揺らしながら挨拶をするこの人は叢雲さん
なんか1番優しそうな人だなこの人、周りがおかしいのか((

一通り自己紹介が終わると次はなぜ私がここにいるかを緋八さんが説明してくれる
妖魔に襲われて怪我をした私を病院に連れていこうとしたが、なんか訳ありっぽかった為、緋八さんたちのシェアハウスに連れてきて看病してくれていたという事らしい
最初は男8人が住んでる家に女の子1人を連れ入れるのは抵抗があったらしいが私が結構重症だったため仕方なく、そう仕方なくこの決断に至ったらしい

まぁ訳ありっちゃ訳ありだし、病院は普通に嫌いだから別になんとも思ってないけど

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