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大好きだったよ 11 ページ12

志麻Side


まふ「!?」


志麻「そこでワーワー騒がないでくれる?とくに愛華」


うらた「どういうことだよ!?」


愛華「志麻くんひどぉい…」



酷くない。


お前達がやった事の方が酷いと思う


志麻「そのまんまだけど」



志麻「俺は人の部屋の前で泣きわめいてる女が嫌い。ただそれだけ」


坂田「なんでそんなこというんや!?」


志麻「まあ、言っても無駄だと思うけど。
そこの女は俺達を騙した。そして、Aの心を壊した最低嘘つき女だ」


そらる「愛華が俺達を騙してる?」


志麻「うん」


まふ「証拠がないじゃないですか!」


志麻「証拠?そんなの必要ある?」

 
うらた「あるに決まってんだろ!」



志麻「…へぇ。
そこの女は証拠なんかなくても口で言っただけで信じたよね。
証拠があったのは少なくとも最初だけ」


坂田「でも…っ」


志麻「しかも、最初の証拠の文字、Aの文字と全然違うのにみんな普通に信じてさぁ。
ほんとにびっくりしたよ。
所詮、Aへの愛情はこんなもんだったんだってね。」


そらる「Aがしてたかもしれないだろ」


愛華「そうよぉう…っ!愛華だって…やられたのにぃっ…」


ぐずぐずうるさい女だ


志麻「うるさいって。口挟むな。最低嘘つき女」


うらた「愛華にそんなこと言うなよ!」


志麻「俺の本音を行ってるだけ。
この女は気に入らないと思ったやつをどん底に突き落として自分を1位にする。
けど、俺とセンラがAの見方になったから今、必死で見方にしようとしてる」


志麻「しかも、少しの事で子供みたいにぎゃーぎゃー騒いで。
こっちはいい迷惑。
泣けばどうにかなる、助けてくれるとか甘ったるい考えだろ
こんな馬鹿みたいな女に騙されるうらたさん達は本当にだめだめだと俺は思う。
なんで、こんなやつより長くいたAを信じないのか、なんでこんな嘘っぽいやつの事を信じるのか。
分からなかったよ、俺は」


まふ「志麻くんまで…うそつくの?」


うらた「どーせ、Aにだまされてるんだろ?」


そらる「信じられない」


坂田「まーしー…信じとったのに…。Aの見方やったんや」


志麻「ほらね。さっき言っても無駄って言ったのは正解だった。
まあ、俺もこんな場所にはいたくないから出て行くけど。
こんなドロドロの嘘だらけの部屋から抜け出したし。
俺もこの家を出て行く
お前らは愛華にペコペコ頭さげて言いなりになって、後悔するといいよ。」

少しだけすっきりした

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作者名:まふる | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年3月3日 0時

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