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41 ヤミヤミ ページ41

―――その夜―――

『……。』

私はひたすら監視する。


サッチ「A?」

『ん……?』

サッチ「なにそんなに難しい顔してんだ?」

『いや……別に。大丈夫。』

サッチ「そうか。ほら」

サッチが手渡してきたのはロールケーキだった。

『ありがとう(ニコッ』

サッチ「んじゃ、俺行くな?ちゃんと歯ぁ磨けよ?」

『うん。』

私は急いでロールケーキを口に放り込む。


誰も居ないことを確認すると地面を軽く蹴り飛ぶ。






『あっ……!!!』

やはり予想はあたった。

なんか……うん。顔面濃ゆいひとにサッチ兄さんが襲われそうになっていた。

その顔面濃ゆい人の手にはナイフがあり刺そうとしていた。


『間に合えっ……!!』

地面に降りるとサッチの服を掴み思い切り後に引く。

ハッキリ言えば場所チェンジ。

『……!』

小刀がコチラに向かってキラリと光る。

『…お、大滝の術!!!!』

顔面濃ゆい人の頭上に大量の水が落ちる。

運良く小刀も水と一緒に海へ流れていった。


?「クソッ……だが遅かったな…」

『?!』

?「ヤミヤミの実は俺がもらう!!」

そのままその不味そうな果実を飲み込んだ。


エース「どうした!!」


遅れてエース達が駆け寄る。

そこはサッチが話してるからいいか。


?「ゼハハハハハ」

エース「……ティーチ。お前どういうつもりだ。」

ティ「どういうつもりもねぇーよ。エース隊長。
いや、火拳のエース!」

あ、ティーチっていう名前なんだ。。

するとソイツの体から黒い煙みたいなものが出てくる。

ティ「お前何の実だ?」

『……えっ』

ティ「俺の知ってる中じゃあ水を使う能力は無かったハズだ!
その能力……渡せ!!」

すると黒い煙が私に向ってくる。


『……っ!き、吸収の術!!』

煙が私の妖術に吸い込まれる。

だが、煙だから吸っても吸っても意味がない。

ティ「なんだ?その能力。」

『……。』

エース「……Aっ……」


ティ「チィッ拉致があかねぇ!しょうがない。今回は諦めてやる。
だが、次会った時は容赦しねぇーぜ!海軍大将さんよぉ!」


そういい。ティーチは煙に巻いて消えた。


アイツは私が絶対に捕まえる。海軍大将として。

42 こうなるなら…→←40 悪魔の実



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あみ@猫派(プロフ) - ニャンコさん» ありがとうございます!頑張ります♪ (2017年3月17日 0時) (レス) id: 1b7d423deb (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ - この作品とってもおもしろいです!頑張ってください! (2017年3月16日 20時) (レス) id: 7d6520bacb (このIDを非表示/違反報告)
あみ@猫派(プロフ) - 猫まるるさん» うぉぉえぁ…!!!猫まるる様には叶いませぬ(´-ω-`)ウム。ありがとうございます!頑張ります! (2017年2月23日 21時) (レス) id: 1b7d423deb (このIDを非表示/違反報告)
猫まるる - 流石、あみ@猫派様……すごく面白いですっ!!!!神作ですね〜!!頑張って下さい!!!楽しみに待っております! (2017年2月23日 13時) (レス) id: 24f050110c (このIDを非表示/違反報告)
あみ@猫派(プロフ) - ブルーパープルさん» すみません(汗)凄く長いですが終わったらちゃんと更新します! (2017年1月21日 21時) (レス) id: 1b7d423deb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あみ@猫派 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年12月11日 21時

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