1ｰ3 ページ5
結果を言うと勝ちました。
だってガキやから動き単調やし。
記憶の中のAはボロボロだったけど、今は傷一つ無い。よかった。後悔、ひとつ減ったな。
『シャオちゃんっ！』
俺はボロボロやけどな！流石に頭脳は大人言ったって無理なもんは無理！
『怪我してる…だいじょうぶ？』
sha｢こんなん平気や！すぐ治る。｣
『ごめん、私が…』
sha｢そいつ守ろうとしたんやろ？立派やん。｣
『でも…！』
sha｢俺はだいじょーぶ！そんでお前は何もないか？｣
俯き、ガキ大将に絡まれていた奴に声をかける。そいつは良く知った顔をしていた。
rbr｢助けてくれて、ありがとぉ。俺、ロボロ言います！ごめんなぁそんな怪我させて。｣
『ロボロくんか！よろしくね！』
ま、まじか。あーーそう言えばそうだった気もする。この一件からA伝いにロボロと仲良くなってったんやったわ…まさか絡まれてんのがロボロだとは思わんかった…
sha｢ええよ。なんも取られて無いんやったらよかった。俺もよろしくな。｣
rbr｢よろしく…？｣
『だってもうお友達でしょ？私はA！学校も一緒だよね？』
rbr｢お、おん。Aちゃんな！よろしくな！｣
sha｢俺、シャオロン。よろしく。｣
なんとなくAを取られた気がしてぶっきらぼうに名を名乗るが｢シャオさんかぁ！よろしくな！｣なんて邪気のない顔で言われたらこっちが悪い気がするやんけ…
こん時から今まで縁が続いてるんやな、なんて思ったら現実のこいつらに会いたくなってしまった。
俺は戻れるんやろか。
鳴り響くパンザマスト。今ではもう気にしなくなったこの頃の帰りの合図だ。
『あ！帰りの音楽！シャオちゃんかえんなきゃ！じゃーねーロボロくん！』
rbr｢ばいばい！ほんまありがとな！｣
sha｢おん。じゃーな！｣
不安が募る。このまま帰れなくなってしまったらどうしよう。
まぁ…その時はその時でこの夢の中で幸せに暮らそう。
思考にひと段落つき、公園から1歩外に踏み出そうとした瞬間地面が揺れる。Aは気づいていない。
これは俺だけの異変か。
先程と同じような目眩を感じながら俺はまた目を閉じた。
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紗音(プロフ) - 椿さん» 泣かないでください！？読んで下さってありがとうございます！ (2020年8月17日 23時) (
レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ね"ぇ、い"ま"か"ら"な"く"よ"((号泣 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 桜花さん» お待たせしました…！ありがとうございます〜！！頑張って次早めに出しますね！！ (2020年6月1日 18時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 紗音さん» 完結おめでとうございます〜！！めっちゃかっこよかった...！！最高でした！！次作も楽しみに待ってますね！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: 5ecfd5bd4f (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます…！早めに次出せるように頑張りますね！！ (2020年6月1日 10時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
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