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ut｢シャオちゃんお疲れ様。カッコよかったやん｣
sha｢どこがやねん…今までの努力全部パァや…｣
一世一代の勝負。それに俺は負けた。偉そうに決別したと言っていた気持ちもぶちまけて、縁談をぶち壊すことも出来なくて。
中途半端な俺に腹が立つ。
ut｢いや、かっこよかったで。特に帰り際な？｣
sha｢あぁ？いっちゃん恥ずいとこやんけ、煽っとんのか？｣
ut｢あのなぁシャオちゃん。わかっとるんやろ？どれだけ心に嘘ついて諦めたって、その心臓の音が証拠や。｣
未だ高鳴り続ける胸の音。それはAを見た時から始まった音。そんなん、とっくの昔に気づいてる。
sha｢でも、諦めなあかんねん。俺はあいつを縛りた無い。｣
ut｢ほんまに？それAちゃんが言ったん？｣
sha｢いや、ちゃうけど…｣
育ての父に、旦那に。男に縛られ続けたあいつが俺だからって理由でそれを許可するなんて1ミリも思えなくて。だから蓋したんや。出来なかったけど。
sha｢じゃあ、もうどおすればええの…？あいつを、Aを救う手段、見つからへん…｣
ut｢せやなぁ…ま、今まで通り次の後悔潰しに行ったらええんちゃう？｣
何言っとるんやこいつ。縁談が潰せなかった時点で次の後悔は結婚式。もう、どうすることも…
ut｢シャオちゃん言ってたやん、あの場所から連れ出せたらって。今度こそ連れ出したり？そんでAちゃん救ったってや。｣
sha｢でも、そんな｣
ut｢前は出来なかったけど、今なら出来る。だってそういう事何回も経験したやろ？｣
それもそう、か。今の俺には過去は変えられるって胸を張って言える経験がある。この先でそれが出来ないって言う事は無いんや。
sha｢…わかった。明日、結婚式の日に行くわ。｣
ut｢あ、僕も連れてってな？勿論ロボロも！｣
sha｢なんでやねん！恥ずいやろ！｣
ut｢今まで協力してきたんやからええやろ〜？見たいやんか！｣
sha｢お前今回変なとこ隠れとっただけやないかい！！｣
ut｢僕だってやることやってますぅー！結局バレなかったやんか！｣
sha｢役にはたっとらんやんけ…！｣
ぶーぶーと文句を垂れ流す大先生。そこに鳴り響くコール音。俺のじゃないって事は大先生のか？
sha｢携帯鳴ってんで？｣
ut｢あー、うん。なるほど。じゃあ僕帰るわ！また明日な！｣
sha｢お、おう。｣
なんやあいつ。新しい女か？にやにやだらしない顔晒しおって…
まぁええか。さて、風呂入って寝よ。
最後のタイムスリップまであと数時間。
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紗音(プロフ) - 椿さん» 泣かないでください！？読んで下さってありがとうございます！ (2020年8月17日 23時) (
レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ね"ぇ、い"ま"か"ら"な"く"よ"((号泣 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 桜花さん» お待たせしました…！ありがとうございます〜！！頑張って次早めに出しますね！！ (2020年6月1日 18時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 紗音さん» 完結おめでとうございます〜！！めっちゃかっこよかった...！！最高でした！！次作も楽しみに待ってますね！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: 5ecfd5bd4f (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます…！早めに次出せるように頑張りますね！！ (2020年6月1日 10時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
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