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目が覚めた。と同時に感じる身体の重さ。
sha｢なんでお前まで来てんねん！！｣
ut｢えっ、なに！？何が起こったん！？｣
sha｢はぁ…｣
仕方なく大先生にこれまでの経緯を説明する。
実際に体験していることもあってすんなり信用してくれたみたいだ。
ut｢なるほどなぁ…シャオちゃんも頑張っててんな。僕はてっきり自暴自棄になってると…！｣
泣き真似をする大先生を軽くどつく。
sha｢…まぁ、あながち間違ってへんよ。最初にタイムスリップするまではそうやったし。｣
ut｢心配してたんよ？僕だけじゃなくて皆な。ロボロが煩くてかなわんねん。｣
sha｢あぁ…ロボロ、な。この前会ったわ…｣
ut｢『あいつ電話でーへん！』とかな！…ってシャオちゃんなんか顔赤ない？｣
おでこ触んで、そう言った大先生。普段ならきっしょ！と返すところだが今はそんな気力も起きない。とにかくダルい。
身体重かったんは大先生のせいじゃなかってんな。
ut｢うわ、あっつぅ！はよ寝な！｣
sha｢せやなぁ…。あ、俺の記憶だともうすぐAくんで。｣
ut｢は！？僕どーしてたらいいん！？｣
sha｢あー、クローゼットんなか適当に入っててや。｣
ut｢ざつぅ！！｣
まいったな…。まさか当時の体調も反映されるとは思わんかった。
これじゃ過去と同じ道を辿るだけ。
何か、なにか打開策は…！
sha｢大先生！！｣
ut｢うお！なに？｣
いいことを思いついた俺はしぶしぶクローゼットに入ろうとしていた大先生を引き止めた
sha｢おれ、こん時Aが言ったこと、よく聞き取れなかったとこがあってん。｣
ut｢お、おう。｣
sha｢そっからしばらくAに避けられて、問いただしたら『覚えてない…？』って｣
ut｢あーー、うん。｣
sha｢そのあとは普通に戻ってんけど、どーしても聞きたかってんよ。なんて言ったのか。｣
ut｢それを聞いとけばええんやな？｣
sha｢おん、頼むわ。この状態じゃ今回も多分聞き取れへんし。｣
ut｢了解した。｣
よし、これで今回のタイムスリップもいい結果になるだろう。
俺は重い体を引きずり、ベッドの中でこれから来るであろうAを待つことにした。
＊ ＊ ＊
ut｢多分Aちゃん、気持ち伝えたんやろなぁ。｣
クローゼットの中で男は呟いた。
ut｢俺は2人に幸せになって欲しいと思ってんで。｣
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紗音(プロフ) - 椿さん» 泣かないでください！？読んで下さってありがとうございます！ (2020年8月17日 23時) (
レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ね"ぇ、い"ま"か"ら"な"く"よ"((号泣 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 桜花さん» お待たせしました…！ありがとうございます〜！！頑張って次早めに出しますね！！ (2020年6月1日 18時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 紗音さん» 完結おめでとうございます〜！！めっちゃかっこよかった...！！最高でした！！次作も楽しみに待ってますね！！ (2020年6月1日 16時) (レス) id: 5ecfd5bd4f (このIDを非表示/違反報告)
紗音(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます…！早めに次出せるように頑張りますね！！ (2020年6月1日 10時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
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