ut×sho(？) ページ6
クズ、無能 それが俺に付けられたあだ名。
まぁ、いつもは軽く流せるけれど...
コップに溜まった俺を汚す言葉たちは表面張力の力を失い、こぼれ落ちた。
それがたまたま今日だっただけ。
「シャオちゃん...｣
sho「なに？どうしたん？」
「...呼んだだけ」
sho「....怖いんだけど」
いつもみたいに屋上でお昼を食べてくだらない話をして、みんなの所に戻ってまた、くだらない話をする。それが続けばよかった。
「ゴメンな...おれ、無能でさ...役に立たんくて、クズでさ....一緒にいても楽しくないやろ？」
マイナスな発言を繰り返す俺をシャオロンは黙って、疑うような目で見つめていた。
「....辛くなってきたんだ...俺に投げかけられる言葉にも....シャオちゃんへの気持ちも」
屋上のふちまで歩いていく。
そこに立って下を見下ろしてみた。
sho「....」
「...俺さ...シャオちゃんのこと結構本気で好きやってん。気持ち悪いやろ？軽蔑してくれてええよ？」
sho「....あのさ...そこで何をしようとしているのか分かんないけどさ.....大先生がクズでどうしようもないの知っとんで？知ってる上で今まで一緒にいたんやで？別に軽蔑もしないし、大先生を1回も嫌いになったことなんてないで？みんなだってそうだよ..いつもそんな言葉ばっか投げかけちゃうけど、1度も本気で言ったことなんてない。結局いざとなったら大先生を頼ってしまうし....多分俺だけじゃないと思う。だからさ.....そんな言葉なんて忘れちゃえばいいよ。忘れて...楽しいとこに行こうよ。皆待ってるし。あと....俺も好きだよ大先生」
汚れていたコップを綺麗に洗ってくれるようなシャオちゃんの言葉は、優しくて、嬉しくて、涙が出てしまった。
情けない...こんなかっこ悪い姿見せるつもりじゃないのにな...
「ありがとうシャオちゃん！今日は焼肉奢るわ...」
sho「っしゃ！じゃぁ皆も呼ばないと！はよ戻って来いよ！」
あっ....しくった。
身体が後ろへと倒れるのがわかった。
強い風が俺を突き落とした。
数秒後、体に走る一瞬の痛みと、シャオロンの叫び声が聞こえた気がした。
あぁ....本当に...つっかえ...
ーーーー
BADENDでしたけど....ゴメンな大先生...。
ちょっとドジっちゃうとこも大好きやでw
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マサ(プロフ) - 奈飴亜さん» そうなんですよ！少年の日の思い出っていう物語なのですが、emさんが蝶なのか青年なのかよく分からなくなってしまいました。。まぁとらえかたとしては、青年とその蝶をemさんに重ねているみたいな感じで捉えてくれると嬉しいです(？) (2020年8月8日 8時) (
レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜(プロフ) - 最後の作品てあれですよね？教科書に乗ってる小説のやつですよね！zmさんが言ってたのってその事ですよね！ちがいますか？このことが言いたかっただけです、すみません (2020年8月6日 17時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - カイさん» まじで！？いやぁ上手くかけてる自信なかったから嬉しいわ！！応援ありがとう....ぜひ続編よろしくお願いします！！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - tn×shp+ch好きかもしれん。やばい。()あ、応援してます！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 03dad639ea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - 桜華さん» ほんまやぁぁぁぁぁぁ！！教えてくれてありがとうございます！！目ガバです。すいません....(言い訳 (2020年3月5日 17時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年11月11日 19時
