gr×tn ページ47
gr side
ーーーー
私は何かを探している。
それは、忘れては行けないもので大切なもの...なのであろう。
何かを誰かと約束したのだ。
だが、何を約束し、誰が大切だったのか今になっても思い出せない。
ずっと探している。
俺を呼ぶ声を
探している
tn side
ーーーー
1目みて気がついた。彼だ。
間違うわけが無い。
何百年を経て愛してきた彼である。
金髪の髪を揺らし、赤くこの国に似合わない目をキラキラと光らせている。
昔から変わらない。
あの眼を見ると思い出す。
彼は戦争が好きだった。時に国の党首として仲間を集め、共に戦った。
命を落としたことだってある。
だが次の世界ではもう彼は何も覚えてないのだ。
「あの...」
少しの期待を胸に声をかけた。
じっと見つめる瞳に俺が写った。
その瞳に光がちらりと写り、表情が変わった。
もしかして思い出したのか？
そう思った。
でも、そんなに簡単に行かないようで...
gr「...俺に何か用か？」
地に響くような低い声は相変わらず変わりはなかった。
ホッとしていた。でも、それ以上に寂しくて仕方なかった。
「いえ....あの俺トントンって言います！....あなたのその姿がとても画になっていて...ぜひ1枚でいいので写真を取らせていただけませんか？」
変なことを言ってしまった。
どうにかしてグルッペンの顔を残しておきたかった。
頭の中じゃなくていつでも思い出せるように。
gr「...別に構わないが」
「え？」
予想外の答えだった。
「いいんですか！？」
gr「あぁ...だが一つだけいいか？」
「はい？」
gr「俺もお前の写真を撮りたい。構わないか？」
「えっと...別にええですけど、とってもなんも面白くないですよ？」
gr「いいんだ....今度は忘れないようにと思ってな」
「え...」
gr「俺はグルッペン･フューラー。我々だの党首であり、戦友であり、トントン...お前の恋人でる。よろしく頼む....忘れててすまなかった....」
「愛している」
それだけでいいんだよ...前置きが長すぎるんだよ....何年またせんねん...
「遅せぇよ....ばぁか....」
ーーーー
ほんま愛だの恋だのよく書くぜ....自分。
意味わからんわもう。
やだぁぁぁぁぁぁ！！
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マサ(プロフ) - 奈飴亜さん» そうなんですよ！少年の日の思い出っていう物語なのですが、emさんが蝶なのか青年なのかよく分からなくなってしまいました。。まぁとらえかたとしては、青年とその蝶をemさんに重ねているみたいな感じで捉えてくれると嬉しいです(？) (2020年8月8日 8時) (
レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜(プロフ) - 最後の作品てあれですよね？教科書に乗ってる小説のやつですよね！zmさんが言ってたのってその事ですよね！ちがいますか？このことが言いたかっただけです、すみません (2020年8月6日 17時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - カイさん» まじで！？いやぁ上手くかけてる自信なかったから嬉しいわ！！応援ありがとう....ぜひ続編よろしくお願いします！！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
カイ - tn×shp+ch好きかもしれん。やばい。()あ、応援してます！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 03dad639ea (このIDを非表示/違反報告)
マサ(プロフ) - 桜華さん» ほんまやぁぁぁぁぁぁ！！教えてくれてありがとうございます！！目ガバです。すいません....(言い訳 (2020年3月5日 17時) (レス) id: 721f7f3b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサ | 作成日時：2019年11月11日 19時
