検索窓
今日:4 hit、昨日:27 hit、合計:56,264 hit

初めまして ページ3

【木村Side】







Bクラスに行ったのはめちゃめちゃ悔しかったけど、

こうなったら這い上がるしかない。




レッスン部屋に行くと、端っこでガサガサと

鞄を探って準備を始める彼女が視界に入った。



もう、足が勝手に動く。







柾哉「…花村さん?」


A「はい?……木村さん!?」





肩をとんとんと叩いて名前を呼ぶと、

目を丸くして驚く彼女。



やばい、めっちゃかわいい。






柾哉「木村柾哉です、よろしく」


A「存じ上げてます!!花村Aです、
私の事知ってました…か?」


柾哉「もちろん!オンタクトの時から気になってたし!」



A「え!嬉しいです!これからよろしくお願いします!」


柾哉「…!」






握手をしようと伸ばした手を

ぎゅっと握られ、上目遣いで見つめられる。



あー、やばい、ほんとに。

語彙力低下する。




ぶんぶんと顔を振って自制心を取り戻すと、

どうしたの?みたいな顔して覗き込んでくるのも可愛くて。



……いちいち反則。






柾哉「っあ、てかAちゃんって呼んでもいい?」


A「どうぞどうぞ!木村さんのお好きなように!」


柾哉「Aちゃんも名前で呼んでよ」


A「え!?」





ぽっと白い肌が紅くなった。


いちいち反応が可愛い。





A「じゃあ、柾哉くん…で」


柾哉「うん、ありがと頑張ってA行こうね」


A「はい!絶対A行きます!」





…この子は絶対Aに行く気がする。


何かわかんないけどそんな予感しかしなかった。






柾哉「敬語も辞めてよ笑 めっちゃ距離感じる」


A「いいんですか、?年下なのに」


柾哉「関係ないよ、ここでは仲間だし!」


A「…あ、うん、分かった、!」







相当人見知りなのか、

かなり緊張されてるのが分かる。



早く俺にだけ心開いて欲しいな。









.

知らない世界→←異例の女子練習生



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
685人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

^^(プロフ) - はじめまして!!このお話最高です🙇‍♀️💞続きめちゃめちゃ気になるので良かったら続きお願いしたいです、、、! (2022年2月26日 3時) (レス) id: feebfdcf28 (このIDを非表示/違反報告)
れっどぶる。(プロフ) - みーさん» ありがとうございますー!めっちゃ嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2021年6月27日 22時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - はじめまして!読ませていただきました!好きな設定ですごく嬉しかったです!更新楽しみにしています! (2021年6月24日 17時) (レス) id: 0883cafa55 (このIDを非表示/違反報告)
れっどぶる。(プロフ) - ちゅるぼさん» ありがとうございます!柾哉くんいいですよねー!!これからも更新頑張ります! (2021年6月24日 0時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)
れっどぶる。(プロフ) - あんこさん» おお!私もmainのメンツ結構好きなんです!同じですね!(^^)更新頑張りますね! (2021年6月24日 0時) (レス) id: 4fd2701790 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:れっどぶる。 | 作成日時:2021年6月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。