友達【茅ヶ崎至】 (ページ22)

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楽しくおしゃべりページ22

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美味しいものを沢山食べたあとはお茶を飲みながら楽しくおしゃべり

「このお酒、美味しいから1本持って帰るといいよ」

「え、でも高そう…」

「気にするな、まだもう一本置いてある」

でも明らかにすごく高そうなお酒

こんな素敵なお酒、私ひとりで貰ってもいいのだろうか

「ほら、左京くんもそう言ってるし、ね？」

「……では、有難くいただきます…！」

この2人には逆らえんや

とても素敵な微笑みの東さんと、私がなんと言っても反論してきそうな左京さん

強ぇです

私もこんな余裕のある大人になりたい

てか東さんほんとに何歳

「Aサン！」

「！？」

背後から太一くんか大きな声で話しかけてくる

驚きのあまり肩がビクッとはねた

「あ、ごめんなさいッス…」

「いいよいいよ、気にしないで、それよりどうしたの？」

シュンとする太一くん

可愛いです。お持ち帰りしてもいいですか

「俺っち、ヨーヨー練習したんス！前回よりも上手くなったんで見てください！！」

「みるみる！！」

前回は公演後に太一くんと話しててヨーヨーの話題になり、その時に見せてもらった

その時は太一くんが満足したヨーヨーを見せることが出来なかったから

次までに練習しとくッス！

と言っていた

そして今、太一くんがヨーヨーをみせてくれる

「行くッスよ…」

「う、うん…」

私まで緊張してきた…

さっきまで賑わってた談話室がしんと静まりかえる

「…ごく」

誰かの唾を飲み込む音が聞こえた

「…はぁぁ！」

太一くんがヨーヨーを自由自在に操る

まるで生きている物の様な動きをするヨーヨー

「おりゃぁ！」

「すご…」

「やっぱすげぇな」

「かっけぇ！」

みんなの歓声が談話室に響き渡る

そんな歓声の中

太一くんの手元にヨーヨーが戻ってくる

ドヤ顔の太一くん

「どうッスか！！？？」

「凄い！前回見た時も凄いってなったけど今回も凄い！かっこよかったよ！」

「嬉しいッス！」

「すごいね太一くん」

「よくあんな器用にヨーヨー操れるな…」

紬くんと丞くんが隣で関心している

そんな2人に私は話しかける

「凄いよね」

「Aもやってみたらいいんじゃないか」

「私がやったら糸絡めちゃう」

「紬と同じだな」

「俺だってやれば出来るよ」

そう言うから太一くんからヨーヨーを借りてやってみた

案の定、紬くんは糸を絡めた

糸はちゃんと解いて太一くんに返しました

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