雑草が83本 ページ35
「何や俺達を呼び出して」
「自分から来てくださいよゴリラ先輩」
私の部屋に彼らを呼び出した
息が上がっている人もいればまだ余裕の人もいた
「うっさいゴリラ言うなし
……話したいことがあるのゾム、ショッピくん」
私から話すってことが珍しく不思議そうに見つめている
「前にさ私のことどう思っているか聞いたじゃん
あれ……嬉しかった」
「「！」」
ゾムは目元が隠れて見えないがショッピくんは目を見開いている
「前にも言ったけど皆には普通接しているのに何故私だけ扱いが違うのか嫌われているかと思ってた
目の前でメイビスちゃんとイチャイチャしてて嫉妬した……」
「でも二人の本音を聞けて嬉しかった
私、二人のことが好きなの
どっちかなんて選べやしない」
「「がはｯ！/ぐほｯ！」」
二人は急に何かを言った途端に後ろに倒れて頭を打つ
「はああ！？何やってんの？！」
「かあぁ〜ほんまにかわええな！」
「やばこのまま死んでいいですか」
困惑しているとショッピくんは立ち上がり、ゾムは華麗に跳ね起きる
「先輩、僕嬉しいです……」
「俺も
やっと気付いたんか」
二人は顔を赤くさせ、口元を抑える
「えっとそれはつまり……！？」
急に両頬に温かい柔らかいものが押し付けられる
「ぁ……」
「俺、Aのこと好きや」
いつもの意地悪な笑みとは違う優しい笑顔
「僕も先輩のことが好きです」
不器用ながらも目を細め微笑む
「「俺/僕と付き合ってくれへんか/ませんか」」
勢いよく二人に抱きしめそれぞれの頬に口づけをする
「もちろん喜んで！！」
ニシシと笑うといきなり持ち上げられてベッドに落とされる
「理性がもう無理や」
「もうﾋﾟｰしちゃっていいですか」
「付き合って早々夜の営みをする奴がおるかｯ！」
二人の腹に蹴飛ばしベッドから落ちた
私もベッドの上で座り直す
「「「……あははははｯ！！！」」」
恋人になっても私達は馬鹿みたいに笑い合っていつも通り過ごすんだろう
でもそれが私にとって一番の幸せだ！
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ラーク(プロフ) - メイビス……どうしたお前…… (2019年10月15日 17時) (
レス) id: c80cc5bfcc (このIDを非表示/違反報告)
白楼恋 - なあああ・・・ええ話やんけ目からアラル海出てきたやんけえぇぇぇぇぇぇ！！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: fc9ad241ba (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルうっちゃん(プロフ) - 雑草が80本の時「俺もおま…ユズノキのことが大好きなんや」ってところ、ユズノキになってますよ？あっ違ったらすみません。 (2019年3月17日 14時) (レス) id: 7c43d67ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - メイビス……どうなった？クビか！？死んだのか！？（不吉） (2018年8月8日 22時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
@Akane.Per_1945:小説執筆中 - 見に来るのが遅れたぁぁ！完結おめでとうございます！あなたの作品生き甲斐にしておりました！ (2018年5月29日 8時) (レス) id: 36a89c900f (このIDを非表示/違反報告)
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