雑草が72本 ページ24
最近マンちゃんの運が悪い
よく滑って転けたり快晴なのに外に出ると雨が降ったり他の国で外交しても上手くいかない
それにしんちゃん以外の幹部達のケツを触るようになってきた
「マンちゃん疫病神じゃね」
「そうかも……」
大先生が冗談で言ったつもりが真に受けてしまうほど落ち込んでいる
そんなある日私とマンちゃんでお茶会をすることになっていた
「お茶を楽しめば運が悪くなることはないめう！」
「その意気だよ！マンちゃん！！」
早速目の前の手作りスイーツを食べる
「ん？何かパサパサしてないか？」
「え？……ホンマや焼きすぎたか？
やば他のも全然ダメやん！ごめん今から買いに行ってくる！！」
慌てて走ったからテーブルの足に膝を引っかけて盛大に転けた
「大丈夫！？怪我していない？」
「だ、大丈夫めう……ｲﾃﾃ」
「マンちゃん疲れているからたまには休憩しないと！
ほらスイーツなくても紅茶さえあればお茶会は出来る！ね！」
マンちゃんを必死に励ます
「そうだね今度お詫びするよ」
ティーカップを置きにこっちに歩いて来る
「っ！？滑るｯ！！」
マンちゃんは足を滑らせ宙に浮く
そしてそのまま私の方へと
ってマジで！？
ボフンｯ
「ティーカップ割れなくて良かったわ……何か弾力があって温かい
なんだAちゃんの胸か」
「おん
だから退いてくれない？」
しかしティーカップだけテーブルに置き私の胸を揉み始める
「な！何やってんの！！」
「最近運が悪すぎて色々と疲れたんよー！
俺に癒しをくれぇ！！」
「せめて別の癒しにしなさい！」
片方の手は胸を揉みもう片方は太もも撫でるそして段々と近付いてくる
「ふぁ…ん、ほんと、やめ！ぁ」
「俺、Aちゃんのことも好きなんよ
やからグルッペンじゃなくて俺にしてくれませんか」
突然の告白に硬直する
しばらくするとクスリと笑っていた
「もぉそんな真に受けなくていいめうよ
ちょっとしたい・た・ず・ら」
人差し指で私の鼻をつんと触りウィンクする
「……マンちゃんの馬鹿アホホモめうめう女子力高過ぎさすがjk野郎！！」
「最後褒めてないか！？」
マンちゃんを蹴ってこのまま退散した
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