イナイレでヤバイ奴 (ページ35)

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水神矢side

水神矢「適当に座っててくれ。」

灰崎「おう。」

せっかく灰崎が来てくれたんだから何か料理を作らないとな。あいつの好物って･･･

水神矢「灰崎、何か食べたいものってあるか？何でも作るぞ。」

灰崎「別に何でもいいぜ。」

水神矢「分かった。」

そう言われても何を作ればいいのか･･･あいつが嫌いなものを作ってもあれだしな。だったら色々作ってみるか。

水神矢「灰崎、出来たぞ。」

俺は作ったものを灰崎の側のテーブルに置いていった。

灰崎「おう、ありが･･･て、さすがに多くねえか？」

灰崎が好きなものを食べれるよう、カレーや肉じゃが、シチューやステーキ等色々作ったがさすがに多かったか。

水神矢「灰崎の好みが分からなくてな。好きなものを好きなだけ食べてくれ。残して構わない。」

灰崎「何か悪いな。」

水神矢「いいんだ。それより口に合うか？」

灰崎「あぁ。お前ってよく料理とかすんのか？」

水神矢「親が帰ってくるのが遅くていつも料理は自分でするんだ。」

灰崎「なるほどな。」

水神矢「だから、一星のことで辛いことがあったらいつでも家に来てくれ。」

灰崎「そうだな、ありがとう。」

まぁ、本当は灰崎を一星に近づけることも嫌なんだけどな。

水神矢「食べ終わったら風呂に入るといい。」

灰崎「そこまでしてもらっていいのか？」

水神矢「もちろんだ。」

灰崎side

あいつって俺が思ってた以上にいい奴なのかもしれないな。一星のことで相談できる相手が出来ただけでかなり心強い。

灰崎「今日は色々ありがとな。」

水神矢「あぁ。またいつでも来てくれ。」

灰崎「おう。」

これからは辛いときはここに来よう。辛いときは水神矢に相談しよう。それが出来るだけで俺は救われるんだ。

灰崎「これから色々迷惑かけるかも知れねえけどよろしく頼む。」

水神矢「もちろんだよ。俺は灰崎の友達なんだから何でもするさ。」

灰崎「ありがとう。じゃーな。」