イナイレでヤバイ奴 (ページ4)

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一星「うﾞあああああ！！」

一星の叫び声が廊下まで響いてきて、俺は急いで教室に向かった。

すると、一星は灰崎に縄で首を絞められていた。

灰崎「はい皆アンケート。」

こんな状況でまだ続けるのかよ！灰崎･･･俺は絶対にお前を許さない。

灰崎「一星が死んだ方がいいと思う人ー」

死んだ方がいいって･･･こんなアンケートおかしい！挙げられるわけないだろ。

のりか「まぁ、そうよね。」

神門「生きててもいいこと無いんじゃない？」

水神矢「死んだ方がいいよな？」

ヒロト「おー死ね死ねー」

「「「しーねしーね」」」

待てよ皆･･･どうしてそんなにあっさりと人を殺そうと出来るんだよ！

すると一瞬一星が涙を流しながら俺の方を見た。助けを求める目だった。

そうだよな。こんなの耐えられるはずがない。俺はもう迷わない！俺の正しいと思うことをする！

明日人「俺は一星に死んでほしくない！」

灰崎「は？」

すると灰崎は縄から手を離して俺の方に近づいてきた。

一星「ゼェゼェ･･･」

灰崎「俺の聞き間違いか？」

怖い。逃げてしまいたい･･･でも、それじゃ駄目なんだ！

明日人「違う！俺は灰崎の意見には賛同できない！」

灰崎「そうかよ。」

明日人「ガハッ！」

いきなり俺の腹を殴る灰崎。俺はあまりの痛みですぐに床に倒れた。

灰崎「じゃあお前が死ね。」

一星「明日人君！」

教室のドアが開いて先生が入ってきた。

趙金雲「はい皆席に着いてください。」

良かった。これで助かる。

明日人「先生！灰崎が一星を殺そうと！」

趙金雲「なんですって？灰崎君はそんなことをする人じゃありませんよ。一星君、何もされてませんよね？」

一星「はい･･･」

嘘だろ･･･一星はこんなに涙を流して苦しそうな顔をしてるのにどうして見て見ぬふりをするんだよ･･･

このクラスは狂ってる･･･