甘えたな日【宮下草薙宮下】※微裏注意 ページ31
にしゃいちゃん様リクエスト
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
｢A、｣
突然兼史鷹に名前を呼ばれ、反射的にんー？と返事をして兼史鷹を見た。
すると兼史鷹は両手を広げて待っていた。
兼史鷹が甘えるなんて珍しいなぁ。
なんて思いながら私は兼史鷹に飛び込んだ。
｢…Aだ、あったけぇ｣
｢んふふ、兼史鷹どしたの、何かあった？｣
そう問えば兼史鷹は別に、と言いつつも私の首元に顔をうずめた。
暫くすればずびっ、と鼻をすするような音も聞こえたりして、こりゃ重症だな、なんて思った。
｢…よーしよーし、大丈夫だよ、私はここにいるからね｣
私はそう言いながら背中をさすった。
｢本当？
…最近他の芸人さんとばっか話してたからさ、ちょっと心配になっちゃって｣
そんなことか。
そう思った。
兼史鷹も嫉妬するんだなぁ。
｢私は、兼史鷹しか見てないよ？｣
｢ずっと？｣
｢ずっと。本当だよ｣
｢…そっか｣
そうすれば兼史鷹は軽く深呼吸して私から離れた。
そしてこちらをじっ、と見つめたかと思ったら、唇が触れた。
｢…っ！！｣
いつもなら兼史鷹からはしてくれないのに。
私からなのに。
すごく嬉しかった。
｢兼史鷹、今…｢あーやめてやめて、めっちゃはずい｣…もっかいは、だめ？｣
兼史鷹はそっぽを向いているけど耳まで赤くて、とても愛おしく思えた。
もう一回は、？と問えば即座に嫌だ。と返事が帰ってきた。
｢…けち、｣
｢俺そういうのやんねーじゃん。
…なんか、慣れないっつうか、なんつ、、、｣
私は焦れったくて兼史鷹の首に腕を回してそのまま口づけた。
暫く経ったら息が持たなくなってきて、一度離した。
ぷはっ、という私と固まったままの兼史鷹。
そこにもう一度口づけて、今度は舌をねじ込んだ。
｢んっ、、はっ、、、んぁ、｣
｢っ、ちょ、A、、、はぁっ、｣
水音と私たちの声だけが響く。
ぷはぁっ！と一度離すと、兼史鷹に優しく押し倒された。
｢…いいんでしょ？めちゃめちゃに甘やかしてやるから｣
私はそのまま兼史鷹に身体を預けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
リクエストありがとうございました！
遅くなってしまい申し訳ありません…。
ツンデレのデレデレはこんな感じでよかったのでしょうか…？笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みるく。(プロフ) - ますみさん» 了解です！ (2020年3月25日 21時) (
レス) id: f7dc3fba37 (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - 一緒で構いませんよ。楽しみにしてます。 (2020年3月25日 18時) (レス) id: de19f339a3 (このIDを非表示/違反報告)
みるく。(プロフ) - ますみさん» すみません、前の和牛さんのとは別のお話ということでよろしいでしょうか…？ (2020年3月25日 17時) (レス) id: f7dc3fba37 (このIDを非表示/違反報告)
みるく。(プロフ) - ますみさん» 返信遅くなってしまい申し訳ありません！了解致しました、もうしばらくお待ち下さい (2020年3月25日 17時) (レス) id: f7dc3fba37 (このIDを非表示/違反報告)
ますみ(プロフ) - リクエストなんですけど和牛の水田さんで書いてもらえないでしょうか？シチュエーションはマネージャーという形でよろしくお願いします。 (2020年3月19日 22時) (レス) id: de19f339a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みるく。 | 作成日時：2020年1月18日 23時
