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｢本当にAの肌って白いよね。人形みたい｣
そう言って米津さんは大きな右手を俺の左頬へ添える。
｢………何もしないでくださいよ。
したら絶交ですからね｣
｢ええー…良い雰囲気だったのに……。
わ、分かってるよ…睨まないでって……｣
前髪の隙間から全力の睨みを利かす。
渋々米津さんは手を退けた。
………何するつもりだったんだ。
｢ふわ、ぁ………もう寝ましょ…眠いです…｣
｢…Aの欠伸の仕方、そこらの女子より女子みたい｣
｢隣の部屋で寝ます?｣
｢ごめんなさいもう何も言いません｣
最初からそうすれば良いんだ。
………あぁ眠い…目が勝手に閉じる……
────────
──────
────
｢………あ…………朝……?｣
薄らと開いた視界に、カーテンの隙間から僅かに漏れる外の明かりが見える。
寝ぼけ眼の状態。この感覚が好きだったりする。
視界がハッキリしてくると、ある事を思い出した。
｢(そうだ……一緒に寝てたんだった…)｣
内心そう思いつつ、上半身を起こす。
因みに隣の巨人はまだ起きてない。
寝たフリでもなさそうだ。
｢(…幸せそうな顔してる……)｣
卒業したらおさらばなんて。そんなこと思ってたのに。
｢ずっと｣ってことは無いだろうけど…
……また、一緒なのか。
｢(…将来のこと、先生に言わなくちゃいけないんだよな。始業式の日にでも言おう……。
あぁ…何て言われるのかな……)｣
反応を考えるのが怖い。やめよう。
寝る時、傍に置いていたスマホで時間と日にちを確認する。
そうか、今日から新しい年か。
｢ん………あ、A…おはよ……｣
米津さんが、目を擦りながら、
眠りからお目覚めになった。
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はち - 261の最後はマトリョシカ、、、、、？！ (2019年7月14日 14時) (
レス) id: 0c4c753c1d (このIDを非表示/違反報告)
はち - ↓違ったらチョーーーーー恥ずかしいやつ (2019年7月14日 14時) (レス) id: 0c4c753c1d (このIDを非表示/違反報告)
はち - 米津玄師の『lemon』でしょ？！？！ (2019年7月14日 14時) (レス) id: 0c4c753c1d (このIDを非表示/違反報告)
朔月α(プロフ) - エリさん» あ…ありがとうございます!!(´▽｀)励みになります(*`･ω･)ゞ (2018年11月3日 16時) (レス) id: 14946c236c (このIDを非表示/違反報告)
エリ(プロフ) - 初コメ失礼します！朔月さんの表現の仕方とか文章大好きです（≧∇≦）更新頑張ってください！！ (2018年11月3日 15時) (レス) id: 75f2a8a919 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔月α x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/082301153/
作成日時：2018年10月5日 21時
