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あー、そんなことあったなー。
と、軽い気持ちで思い出していると。
静かに部屋の扉が開いた。
｢……あ、A起きてたんだ。おはよー｣
薄暗いので見えないが、
取り敢えず、米津さんが｢何か｣をお盆にのせて持ってきたのは分かった。
｢……おはようございます…｣
てかもう朝なのか。
｢今ね、9時だよー｣
｢9時…!?って眩し……｣
急に部屋の明かりがついたので、ぎゅっと目を細める。
｢あ、ごめんごめん。眩しかったよね。
でも、ちゃんと寝られたのなら良かったよ〜｣
目を細めたままお盆の上のものを見る。
｢………おにぎり…?｣
｢そう!朝ご飯だよ!!｣
作る人の手が大きいからなのか、指が長いからなのか。
｢…結構……サイズ大きくないですか…｣
しかも2つ。
｢そう?…じゃあ僕も1つ食べる｣
米津さんはベッドの横に座り、
俺に結構大きめのおにぎりを渡した。
………うむ、やはり大きい…。
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作者名：朔月α x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/082301153/
作成日時：2018年9月11日 20時
