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chapter6 ページ39
バスに揺られ早30分。
Aさんのお墓までバス停から徒歩5分ほど歩き、ようやく辿り着いた。
しかし、彼女のお墓の前にはすらっとした高身長の男性が立ち尽くしている。
なんだか既視感を感じたが、勇気を振り絞って彼の方をつつく。
『すいません。Aさんのお知り合いですか？』
彼はこっちを振り向いた。
赤い襟足で180センチを超える身長。
彼は紛れもなく本物のキヨだった。
｢あ、全然です。なんか、いつの間にかここにいて。｣
｢なんとなく、この人のとこに行かなきゃって思って。｣
彼の言葉を聞いて私はやっと理解した。
何故、私がもうひとつの世界で彼に出会ったのか。
何故、キヨはあのゲームと出逢ったのか。
何故、今私がここに居るのか。
そうだ。そういう事だったんだ。
私の思いを彼に全部ぶつける。
この一言で。
『覚えていますか。私のことを。』
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らるらる - めっちゃ感動しました泣。構成練っておられて、初投稿感全く無いです！次の作品も楽しみにしています！ (2021年2月6日 20時) (
レス) id: 49e43a687a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾁｺﾞﾒ | 作成日時：2021年2月1日 18時
