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�� ページ16
―レトルトside―
｢きよくーん、お菓子買ってきたよー。｣
いつものようにピンポンを鳴らしてドアを開ける。セキュリティ管理がなってないなぁとか思ってたけど今ではもう慣れた。
でも、いつもなら｢レトさん、やっほー｣って言うはずの彼の声が聞こえない。
いつも彼がいるリビングも電気がついておらず真っ暗だ。
ドアを開けて息が詰まった。
数ヶ月前からは考えられないほどやつれているきよくんの姿がそこにはあったからだ。放心状態で、虚ろな目。彼が何を考えているのか、長年の仲である俺にもわからなかった。
｢レトさん…俺、どうしよう。｣
｢Aと会ってないから病気が進行してる。｣
｢俺、死ぬのかな。怖いよ、レトさん。｣
いつもの彼からは考えられない言葉が聞こえた。
｢キヨくんは死なないから、シャキッとして。｣
｢Aちゃんの事、伝えたくて俺来たんやから。｣
｢キヨくんにまだ生きててもらわないと困る。｣
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らるらる - めっちゃ感動しました泣。構成練っておられて、初投稿感全く無いです！次の作品も楽しみにしています！ (2021年2月6日 20時) (
レス) id: 49e43a687a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾁｺﾞﾒ | 作成日時：2021年2月1日 18時
