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適当に夕食を食べて世間話や今までの話が弾み楽しい夜を過ごした。


彼が車で送ってくれたがさっきの別れ際の彼の行動が忘れられなかった。



「送ってくれてありがとう。」

そう言って車を降りると彼も運転席から降りてきた。


『A待って』


手を引かれ振り向くと彼の綺麗な顔が目の前に飛び込んできたと思いきや唇に柔らかい感触を感じた。


訳が分からず固まっていると、


「じゃあまた明日ね」


そう言って微笑むと彼は帰っていた。


そしてそのまま私は何事もなかったのように自分の家に入ったところだ。


『...えっ?私今ジュンとキスした??』


真っ白だった頭が正常に機能し始めた途端さっきの光景がフラッシュバックする。


自覚すると途端に恥ずかしくなった。


彼を見るとなんだか思い出してしまいそうで、明日どんな顔をして会えばいいのか分からない。


モヤモヤしたままだったが明日も仕事なので早々と眠りについた。

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作者名:ルチア | 作成日時:2019年10月18日 22時

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