227話 ページ35
あ｢しらほし姫ちゃん、私そろそろ皆の所にもどらないとなんだよね…｣
し｢わ、私の事は…ｸﾞｽ……構わず…………ふぇｯ…………行ってきてくださいｯ｣
そんな、泣きそうな顔で行けるわけないだろ
あ｢あ、えー、うーん……………………｣
し｢私のことなら、その、……大丈夫ですので、行ってきてください｣ﾎﾟﾛｯ
あ｢まだ、居させてください｣←
し｢え？！いいのですか？！｣ﾊﾟｧ
あ｢いつまでも居ます｣←
反則過ぎる！！！！！無理だーこれ、無理無理多分永遠に戻れない……しんど。
し｢A様ぁ！！大好きですｯ！！！｣ﾆｺｯ
あ｢私もｯ！｣ﾆｺ
ほんとは、その笑顔にやられて逝っちゃうとこだったけど…なんとか現状維持をできた。
し｢A様は、ほんとに良くイリア様に似ています｣
あ｢お母さんの顔あんまり、よく覚えてないんだよね｣
二年前にボヤけながら会ってたらしいけど…
し｢そのようでしたら、これをA様に差し上げます｣ﾆｺ
と言ってしらほし姫がAに差し出したのは…白ひげ含む家族三人の写真が写っていた
あ｢こ、これが……お母さん……？｣
手が震える…人魚になった自分の姿がお母さんそっくりだった…目は違うけど…
あ｢ｯ…………嬉しいｯ……｣
こんなに笑っているお母さんを見て涙が出そうになる。この一枚の写真が私にとってかけがえのない一枚なのだから。
し｢よ、良かったです！…………そのお写真はイリア様がこの島にA様を抱えてお父様に会いに来たと聞きました。イリア様、凄くA様を大事にしていたとお父様が言っていましたよ｣ﾆｺ
あ｢ｯ…………。そっか…｣ﾂｰ
感情を堪えきれなかった私の涙は…蒼く輝いて床に雫が落ちていった
し｢A様？！？……どうなさいました？！？！｣
いきなりの、涙にしらほし姫はパニック寸前。
あ｢ｯ……しらほし姫ちゃんｯ……ありがとうｯ……ありがとうｯ……｣
Aの涙は止まらず、光を強く増し手で顔を覆い隠しながら泣いていた
し｢そ、その……A様の涙は…感情を維持するのに大切な涙…………なのですよね？｣
あ｢うん、そうなん……だよね。ﾊﾊ…………泣きすぎると私死ぬんだよね…｣ﾆｺ
し｢……｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
今度はしらほし姫までもが泣き出してしまった。だが声は挙げず、ただAに寄り添い一緒に涙を流していた
あ｢しらほし姫ちゃん……ｯ｣
泣かなくてもいいのに私何かの為に泣かないで。
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パンとめん(プロフ) - 柊さん» すいません。申し訳ないです。もう一度やってみます！！ (2018年6月14日 18時) (
レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - きーさん» そうですか…もう一度やってみます！！ごめんなさい！！ (2018年6月14日 18時) (レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
きー(プロフ) - 画像が見たいのに見れないです (2018年6月14日 7時) (レス) id: 048c78681b (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 画像が見れないです… (2018年6月13日 23時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - 瑠璃さん» いえ、全然！瑠璃さん、コメントいつもありがとうございます！とても励みになります！！ (2018年5月11日 18時) (レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンとめん | 作成日時：2018年5月2日 18時
