216話 ページ24
あ｢親父、私……ルークをこのまま行かせたら…もう会えない気がする｣
白｢……｣
あ｢親父、お願いｯ……私に許可をください！！｣
全｢…………。｣
エ｢お前、何でもかんでも簡単にそんなこと言うけど、お前一人で何が出来るってんだよ…｣
ハ｢そうだよ、A。僕達だって居るんだ。もっと頼ってよ｣ﾆｺ
マ｢親父、どうするよい……｣
白｢A｣
あ｢？｣
白｢おめェ、ここが好きか？｣
あ｢すきだよ、当たり前じゃん…｣
白｢だったら、おめェにその許可はだせねぇ…｣
あ｢？？！……なんで？！？親父ｯ？！なんでよ！！｣
白｢あいつがなんでお前を俺達をこんなに必死に守ろうとする理由を、おめェには分かるか？A｣
白ひげの真剣な眼差しにAも言葉を失う
白｢あいつは、見てきてんだよ…いろんなもん背負いながら、仲間が目の前で消えてくのを。あいつの周りの奴らは皆死んじまったんだ……。だから、その過ちを二度としねぇーように、イリアを守れなかったそれを引きずったまま、今あいつは生きてんだ…それでも、お前は…一人で行くのかァ？｣
あ｢行くよ、私にもそれなりの覚悟がある｣
白｢ここが、好きなら…お前は大人しくここにいろ。｣
嫁入り前のおめェにヨーアなんざに、会わすわけにはいかねぇー。あいつはイリアの命を奪いかけた奴だ。Aの事を知ってるのなら尚更こいつをここから出す訳にはいかねぇ。
あ｢親父。｣
白｢なんだ？｣
あ｢助けたいって……、思っちゃ駄目なの？｣
白ひげの真剣な眼差しから、目が揺らいだ…
あ｢私は皆が思うほど、出来た子じゃないし、あまり頼られる様な私じゃない。でも、一人で行かせる訳にはいかないよ。｣
ルークだって、ここまできっと危険な目にあいながらも私たちに知らせをしてくれたんだ。もう、私は守って貰わなくていい。
あ｢行くね…｣
Aは船を降りようと階段まで来た所だった…
イ｢待てよ｣
いつも、私の手を掴んで離さないでくれるのはいつもイゾウだよね…。好きだよ…大好き。
イ｢行くなｯ｣
ｷﾞｭｩｩ
あ｢ごめんね。｣
イ｢俺も行く｣
あ｢だめ｣
イ｢何でだ｣
あ｢私なら平気、こんなのすぐに終わらせるから｣ﾆｺ
ね？とイゾウの顔を覗く
イ｢……しは……の事…………た…………れよｯ｣
あ｢……イゾウ？｣
イ｢少しは俺達の事頼れよ！！！｣
あ｢ｯ……｣
エ｢……｣
マ｢……｣
リ｢……｣
ア｢Aｯ｣
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パンとめん(プロフ) - 柊さん» すいません。申し訳ないです。もう一度やってみます！！ (2018年6月14日 18時) (
レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - きーさん» そうですか…もう一度やってみます！！ごめんなさい！！ (2018年6月14日 18時) (レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
きー(プロフ) - 画像が見たいのに見れないです (2018年6月14日 7時) (レス) id: 048c78681b (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 画像が見れないです… (2018年6月13日 23時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - 瑠璃さん» いえ、全然！瑠璃さん、コメントいつもありがとうございます！とても励みになります！！ (2018年5月11日 18時) (レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンとめん | 作成日時：2018年5月2日 18時
