131話 ページ37
あ｢ｯ……………………ガープさん、それはｯ｣
そんな事したら、ガープさんはｯ……
ガ｢わしは、どうなってもいい……｣
わしは、あいつに何もしてやれなかった…だから、エース……お前は…ｯ
あ｢でもｯ、私は私もｯ……ガープさんと同じ気持ちです…｣
ガ｢あぁ。｣
ｶﾞｼｶﾞｼ
あ｢ｯ……｣
ガープさんに、撫でられ涙が出そうになるのを堪える
コンコン
ガ｢誰だ｣
海｢ガープ中将！センゴクさんがお呼びです！｣
ガ｢わかった｣
あ｢…………。｣
ガ｢すまんが、わしは今からセンゴクの所に行ってくる。お前は…わしの部屋に居てもいいし、帰っててもいいぞ。｣
あ｢わかりました。帰ります…ありがとうございますｯ｣
早足で部屋へと急いだ
ガチャ
あ｢ｯ……｣
時計を見れば夜中の12時を過ぎていた…。このまま時間だけが過ぎるのを待つしかないのか…
ハ｢お主、帰ってたのか｣
あ｢今さっきね｣
ハ｢風呂入らないのか？｣
あ｢……うん、入るね｣
出来るだけ笑顔を作り、私は風呂へとむかった
ﾎﾟﾁｬﾝ
あ｢ｯ…………、｣
もう、今日になってしまっているにはかわらない。
朝にはエースの……
私は立って居られるのだろうか…大人しくガープさんの後ろにいられるだろうか…考えても考えても自分は何も出来ないことに悔し涙が出そうになる。
あ｢泣くのは……私じゃないｯ｣
泣いたって…、この現状は変わらない
私がやらなきゃｯ。
私は風呂を出た。
____________________________________
ハンコックは、既に寝ておりサロメもハンコックの横で寝ていた
あ｢寝顔可愛いな…｣
私は起こさないように、一人海が見えるベランダに腰をおろした。
あ｢風が生温い……｣
海はただ、静かに靡いているだけで何の音もしなかった…
｢"エースを信じろよ！！！！"｣
ルフィにあんな事言われるなんて思ってもいなかった。
私はここに来てから気付かされたよ…今まであまり人を信じなかった…
エースを信じてない訳ではない…けど、知ってるから……いや、知ってるからこそ私が何とかしなければ…。
今の私には先なんて見えないんだ……いや、見ようとしていない。見たら何もかも失いそうで、怖くて、恐ろしくて、壊したくなくて、……ｯ
目を逸らしているだけなんだ……。いっそ逃げてしまえば楽になるだろう……。
でも、そんな事私には出来ないｯ……
私は、なんて……無力なんだろうか……
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パンとめん(プロフ) - 安佐獅堂さん» わぁ！！！読んでくださってほんとに嬉しいです！！頑張ります！ありがとうございます！ (2018年3月22日 17時) (
レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
安佐獅堂(プロフ) - いえいえ(｡-∀-)♪ 頑張って下さいね、楽しみにしてます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (2018年3月21日 21時) (レス) id: b2d61cf742 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - 安佐獅堂さん» 教えて頂き、ありがとうございます！今直しましたので！！ほんとにありがとうございます！！ (2018年3月21日 21時) (レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
安佐獅堂(プロフ) - あの〜...132からいきなりの144になちょりますが何か意図でも...？ (2018年3月21日 21時) (レス) id: b2d61cf742 (このIDを非表示/違反報告)
パンとめん(プロフ) - 朱鷺の砂さん» 泣かないでください！！そんな、嬉しいお言葉！ありがとうございます！！ (2018年3月21日 14時) (レス) id: 5171e97360 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンとめん | 作成日時：2018年2月25日 16時
