349話 ページ2
及「え、なんで岩ちゃんここにいるの?」
岩「あ?お前が望月に変な事言ったから1発お前に上履きをお見舞いしてやったんじゃねぇーかよ」
及「いや、頼んでないし!!」
岩「昨日言ってたじゃねぇーかよ、明日俺の1発が欲しいって」
及「言ってないし、頼んですらいないよね?!」
岩泉さんと及川さんのやり取りを見ていた私は唖然としていた
岩「望月、これやる」
岩泉さんが私にくれたのは岩泉さんのクラスが作っていたたこ焼きと焼きそばを渡してくれた
あ「え、いいんですか?」
「こんなに頂いてすみません」と謝ると「望月は食べてる姿が可愛いからな」なんて笑ってくれる優しい岩泉さんにありがとうございますと伝えた
及「ちょっと!食べてる姿も!可愛いでしょ?!Aちゃんは何してても可愛いんだから!!」
岩「望月、花巻のクラスには行ったのか?」
あ「まだです」
岩「そうか、あいつのクラスはお化け屋敷らしいぞ」
あ「そうなんですね…花巻さんはなんのお化けなんでしょうね」
岩「俺もまだ行ってねぇから分からねぇ」
岩泉さんと2人で歩いていると後ろから走ってきた及川さんが「ちょっと!岩ちゃんどっか行ってよ!!俺とAちゃんデート中なんだから!!!」と私と岩泉さんの間に割り込む及川さん
及「行こ!Aちゃん!」
そう言って私の手を取り、私と及川さんは逆の方へと歩いて行った
岩「あいつめんどくせぇな」
岩泉は、及川の過激すぎる行動を引き目で見ていたらしい
〜私side〜
あの後は及川さんと焼きそば食べて、パンケーキも食べて、クレープも食べて、たこ焼きも食べて、綿あめも食べて…とにかくたくさんのご飯を食べ歩いた私たちはとても幸せだった
及「相変わらずすごい食べるね」
あ「こういう所でのご飯は格別に美味しいので永遠に食べられます」
及「俺よりも食べるよね…あ、Aちゃんここにクリーム着いてる」
「取ってあげる」と言い、私の唇に及川さんの唇が重なった
その瞬間どこからかパシャ!という音が聞こえ、前を見るとクラスのくるみちゃんが写真を撮っていた
あ「く、くるみちゃん?!」
花「くるみ!今のめっちゃいい写真だったから私にも送って!!」
及「ほんとだ!俺にも送って!」
花「おい入ってくんじゃねえ」
及「はー?君が持っててもなんの意味もないでしょ?」
花「フン川さんが持ってるより私の方が意味ありますけど?」
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作者名:もも | 作成日時:2024年3月3日 19時