253話 ページ6
その後はいつも通り変わらない朝練をして、片付けをして朝練が終了したと同時に入畑監督から東京合宿についての話し合いが行われた
入「えー、全員知ってると思うが…念の為言っておく。10月の半ばの週末に東京合宿に参加させてもらうことになった」
10月25〜27日にかけて春高代表決定戦が行われる。青城はインターハイ予選が2位だったので、1次予選は免除されている
多分、この春高代表決定戦に向けてどこの高校も強くなってるはず…宿敵の烏野だって絶対に強くなってるはず
日向くんと影山くんのあの速攻が前より進化していても皆ならきっと止められる
そう信じたいし、全国に行って彼らの凄さを見て欲しい
及川さんがいるからきっと大丈夫。
胸に手を当てながら目をつぶって監督の事細かい内容を聞いていた
入「東京となると保護者の許可証が必要となってくるからお前達、ちゃんと親に言うんだぞ」
そっか、そうだよね
遠い場所となると許可証必要になってくるもんね
私も帰ったらお母さんに書いてもらお
入「じゃあ主将の及川、あとは頼む」
及「はーい!お任せくださーい!」
入畑監督が後ろに下がると及川さんが皆の前に出てきて朝練の終わりの挨拶をしていた
及「って訳なので、東京合宿までに風邪ひかないようにね!じゃあ今日の朝練おーわり!」
「また放課後もよろしくね!」とダブルピースをする及川さんに岩泉さんが「こいつがダブルピースしてるとほんと腹立つ」と言っていた。花巻さんは「今日だけ及川にボール当てるの許可するからお前ら思う存分投げていいぞ」って本気の目をしながら言っていたし、松川さんは「でもあいつのポーズって大抵ピースしてれば許される的な感じだよな」なんて笑っていた
及「及川さんは何でも似合っちゃうからさ!」
花「必殺、スーパーミラクルサーブ!」
及川さんの顔面に花巻さんが投げたボールが当たった
岩「お、花巻やるじゃねぇか!次は俺だ!」
「行くぞォ!及川ァ!!」と言って私たちを置いて的当て…?みたいなのが始まった
松「あいつら放っといていいかお前らHR間に合うように急げな」
松川さんがそう切り出してくれたお陰で皆が体育館から出て行った
あ「さすが松川さんですね!」
3年生の中では、不思議と落ち着いた雰囲気を漂わせる松川さんが今ものすごく頼もしかったから私は素直にそう言った
松「別にあんなの慣れてるし、いつもの事だからね」
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい!了解(*^^*) よろしく! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ( ; ; )ありがとうございますっ!!仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます!頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川、、、どんだけ大人なのよっっ!この小説大好きです!友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます! (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年9月25日 20時