291話 ページ44
〜学校にて〜
朝体育館に入ると私はジャージに着替え準備に取り掛かろうと思ったら花巻さんにこう言われた
花「今日は俺らが準備とかするからAちゃんは座っててね」
「体調良くなった?大丈夫?」とネットをもちながら私を心配してくれる花巻さん
あ「え、あ、大丈夫です。ご迷惑かけてすみませんでした」
花「迷惑なんてこれっぽっちも思ってないよ」
「もっと迷惑かけてよ」と笑う花巻さんが優しかった
すると今度はボールを抱えながら岩泉さんと松川さんがやってきた
岩「望月、大丈夫か?」
松「お、Aちゃん復活だね」
「おはよ」と微笑みかけてくれる松川さん
及「みんなAちゃんの事心配してたんだよ」
岩「俺らより心配してたのはこいつだけどな」
岩泉さんが呆れながら及川さんを見ていた
松「こいつ昨日俺も休むとか言ってAちゃんの家行こうとしてたんだよ」
花「及川が行ったところで迷惑なのにね」
岩「一応とめたから安心しろ望月」
それを聞いた私はとても嬉しかった
国「でも及川さんずっとそわそわしてたり、落ち着きがなかったり、変でしたけどね」
及「国見ちゃん、それは言わないお約束」
花「いつもより下手くそだったもんなこいつ笑」
松「それな。高いトスしろつってんのにめっちゃ低いしあんなの絶対打ちづらいだろって思いながらも俺打ったの凄くなかった?」
花「あーあの時ねみたみた。俺だったら絶対打たねぇわ」
及「いやそこは打ってよ!!」
国「サーブもミスりまくってましたもんね」
金「確かに…俺とのタイミングも全然合いませんでしたよね」
矢「金田一と及川さん何回も調節してたもんな」
岩「お前、望月が居ないだけで不調になるのまじでいい加減にしろよな」
及「はい…その節はすみませんでした」
岩「試合だったらマジで殺す」
及「岩ちゃんがそれ本気で言うとやりかねないからまじで俺、恐怖なんだけど」
ガクガクブルブルと震え出す及川さんとそれを見て笑い出す花巻さんと松川さんもいれば、国見くんと金田一くんはトス練してるし、矢巾くんは私の手伝いをしてくれている
なんだかんだ言ってこの人達って仲がいいんだなって思うし、ちゃんと信頼関係ができてる
私にとっての居場所は今のこの場所なんだなって改めて実感してる
朝練も無事に終わって及川さんと教室に向かっていた
及「辛くなったら俺に言うんだよ?」
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい!了解(*^^*) よろしく! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ( ; ; )ありがとうございますっ!!仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます!頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川、、、どんだけ大人なのよっっ!この小説大好きです!友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます! (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年9月25日 20時