289話 ページ42
母｢じゃあお母さんもう行くね！｣
あ｢うん、行ってらっしゃい｣
母｢Aちゃんも気を付けて行ってらっしゃい！｣
お母さんを見送った後、まだ家を出るのに30分も余裕があるからリビングに戻って朝のニュースでも見ようとテレビを付けようと思ったら携帯が鳴った
画面をタップして開くとそこには"鉄くん"と表示されていたのですぐに電話ボタンをおした
あ｢もしもし？｣
朝だから声が少しだけ低いけど鉄くんなら大丈夫だよねってどうでもいい事を考えていると鉄くんからの返事がきた
黒『あ…俺』
おれおれ詐欺ですかとか思ったのは内緒
声でわかったしね
あ｢鉄くん、おはよ｣
黒『おう、はよ』
あ｢えと、その、合宿お疲れ様！…あと、ごめんね｣
合宿で無理した事と迷惑をかけたことを謝った
黒『ほんとにな。まじで俺お前が倒れたって聞いてちょー焦ったからな？』
あ｢ごめん、だってそれは、｣
黒『俺に言い訳は通用しません』
あ｢…ごめん｣
黒『ったく…で、お嬢さん体調は大丈夫なの？』
あ｢うん、もうばっちりだよ！｣
黒『そっか、なら安心したわ』
あ｢うん…ありがと｣
黒『おう』
こっからの会話がなかなか進まず、お互い黙ってしまい数分沈黙が続いた。
時計を見るとそろそろ及川さんが迎えに来る時間だった。
黒『A』
突然名前を呼ばれびくってなったから危うく携帯を落としかけた
あ｢な、なに？｣
黒『俺さ、お前に話したい事あんだけど』
あ｢うん｣
黒『今言ってもいい？』
あ｢うん大丈夫だけど、鉄くん朝練は？｣
黒『あー、あと10分で出るからへーき。お前は？』
あ｢私は及川さん待ってるから来たら行く感じだよ｣
黒『んじゃあ今言うわ…ほんとは会ってから言うつもりだったけどな』
何を言うんだろうと思いながら鉄くんからの言葉を待った
黒『俺、お前のこと好きなんだけど』
あ｢…え｣
黒『俺なら及川よりお前の事1番知ってるし理解もしてる』
あ｢…｣
黒『なぁ…あいつじゃなくて、俺にしろよ』
ど、
ど、
どうしようっ
今私の頭の中はなんで私？とか私に言ってるの？とか鉄くんには私より可愛い子が釣り合うのにとか、これ現実？それとも夢？などという混乱を招いております
どうしましょうか本当に。
黒『A？おい、聞いてんのか？』
パニクっていると鉄くんが話しかけてきた
やばい
私、
今めっちゃ顔赤いかも
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (
レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい！了解(*^^*) よろしく！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ（ ; ; ）ありがとうございますっ！！仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます！頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川､､､どんだけ大人なのよっっ！この小説大好きです！友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます！ (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年9月25日 20時
