255話 ページ8
いつもなら私に1番に挨拶してくれる花菜がまだ来ていなかった
あ｢あれ、花菜は？｣
私の後ろに座る佐藤ねねちゃんに聞いた
佐｢何か具合悪いから休むって聞いたよ｣
あ｢え？！そうなの？！｣
佐｢うん…花菜ちゃん休むなんて珍しいよね…あれ、連絡きてないの？｣
ねねちゃんに言われ携帯を開くと、最初に鉄君からのLINEに、研磨くんからのLINEが来ていた、その下に花菜からのLINEがあったので、取り敢えず花菜とのトーク画面を開く事にした
"ごめん、熱出たから今日休む"
"ほんとは行こうとしたけど、お母さんに止められた"
"ごめんね、秀にも言っといて"
"明日は絶対行くから"
あ｢花菜熱だって｣
隣に座る矢巾くんに伝えた
矢｢まじか…花菜熱出たのか｣
あ｢寂しいね｣
矢｢ほんとな｣
あ｢お見舞い行けば？｣
にやにやとした顔で矢巾くんを見ると、｢お前、その顔やめろ｣って赤い顔で言われても説得力ないよ〜って思った
〜放課後〜
矢巾くんは、放課後の練習を休んで花菜のお見舞いに行く事にした。私は部活に参加して及川さん達のプレーを記録したり、タオルを洗濯したり走り回っていた
及｢金田一、今の高さ合わなそう？｣
金｢いや、合わないというかその、もう少しだけ高くしてほしいっす｣
及｢おっけー、金田一が納得するまで練習し続けるから今の！って感じを掴んだら俺に言って！｣
金｢うっす！お願いしあっす！｣
コートサイドから及川さんと金田一くんのやり取りを見ながら私は花巻さん達にドリンクを渡していた
花｢なぁ、あいつってよく俺らの事見てるよな｣
岩｢バレーに対しての執着だけはやべぇからな｣
松｢金田一の次は国見辺りが掴まっちゃいそうだよね｣
汗を拭いて及川さんと金田一くんの姿を見ていた3人はそんな会話をしていた
私が空になったドリンクを入れに行こうとした時｢とおる！｣と言う可愛らしい声が聞こえた
その瞬間、及川さんとその周りにいた人達が及川さんを呼んだ人を見た
多分、私の顔が凍りついた感覚も自分でもよく分かった
及｢え…？みゆきちゃん…？｣
金田一くんとの練習を続けていた及川さんが手を止めて固まっていた
私も仁科さんの方を見た時には及川さんの方に駆け出していた…というか及川さんに抱き着いていたのを見て持っていたドリンクを落とした
仁｢とおる！今日帰り一緒に帰りましょ！｣
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ろーるけーき☆(プロフ) - よろしくねっ (2022年10月8日 9時) (
レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ろーるけーき☆さん» はーい！了解(*^^*) よろしく！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ろーるけーき☆(プロフ) - ももさん» すみません汗汗 お返事遅れましたっ（ ; ; ）ありがとうございますっ！！仲良くなりたいのでよければタメ口で話してください！ (2022年10月7日 22時) (レス) id: 873835901b (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - URAN٩( ᐛ )وさん» ありがとうございます！頑張ります( *´꒳`*) (2022年10月3日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
URAN٩( ᐛ )و - 及川､､､どんだけ大人なのよっっ！この小説大好きです！友達と仲良く読ませてもらってます。とても素敵な小説ありがとうございます。これからも頑張ってください。あと続き待ってます！ (2022年10月3日 0時) (レス) @page21 id: 38df0baeed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年9月25日 20時
