216話 ページ19
私も及川さんの真似してほっぺを膨らまして拗ねてみせた
及｢〜っ、な、なんでそんな可愛すぎること言うの｣
｢じゃあ1つだけ約束して｣と及川さんが私の髪の毛を触って言った
あ｢…？｣
及｢俺の傍から離れないで｣
それだけ言うといきなり手を引かれ海へと歩いて行った
あ｢ちょ、及川さん！｣
照れ隠しのように前を向いて海に向かう及川さんの耳は赤かった
海に入る前に女の子達が及川さんを見て、｢あの人めっちゃかっこよくない？｣、｢え〜隣にいるの彼女だよね〜羨まし〜！｣、｢いいなぁ〜！彼氏乗り換えようかなぁ〜！｣などの女の子達からの声が聞こえたが及川さんはそんなの無視して、私の手を離さずに海まで向かうそんな及川さんに、また好きが増えた
及｢めっちゃ冷たっ！｣
あ｢気持ちいですね！｣
浮き輪に掴まってプカプカ浮いてる私と、私より身長が高い及川さんは私の掴まっている浮き輪を引っ張ってくれたり、時々水をかけたりキャッキャしながら2人だけの時間を楽しんでいた
及｢Aちゃん｣
あ｢なんです、｣
及川さんに呼ばれて｢なんですか｣って言おうとしたら、及川さんの唇と私の唇が重なった
誰も見てない事をいいことに、そのキスはどんどん深くなっていく
あ｢んっ、おいか、わ、さ、んっ｣
息が苦しくね及川さんの胸を叩くけど全然やめてくれないし、及川さんの顔がどんどんギラついていくから私も私でそんな顔する及川さんを拒めなくてそれに応えるように及川さんの首に手を回した
及｢っ、｣
あ｢んっ…ぁ｣
こんな所でこんなことをしてはいけないって分かってるのにお互い止まらず時が止まったみたいな瞬間だったが、及川さんが｢あー、えっと｣っとお互いの唇が離れる
及｢何で拒まないの｣
困ったようなでもどこか嬉しそうな顔をしている及川さんは私のほっぺをつねる
あ｢だ、だって、及川さんのキス、好きだからっ｣
及｢っ、あんまり俺の事、煽らないで｣
あ｢え？｣
及｢あーっ、だめだ俺｣
突然及川さんが浮き輪に顔を突っ伏したから私は暑くて具合が悪くなったのかなと心配だった
あ｢大丈夫ですか？水持ってきましょうか？｣
及｢…はぁ｣
私が心配してると及川さんが大きなため息をついたから私は何かしてしまったのだろうかと不安になって首を傾げた
及｢これ以上好きになったら…俺、Aちゃんに次何するかわかんないよ｣
あ｢えっ、え｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 428人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - 結衣ちゃ??さん» ありがとうございます！これこらもキュンキュン書いていきますのでよろしくお願いします！ (2022年9月25日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ^ - ^さん» ありがとうございます！ (2022年9月25日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
結衣ちゃ??(プロフ) - 初期の方から読ませて頂きました❕久しぶりにハイキュー見てキュンキュンしちゃいました💞😖 (2022年9月25日 17時) (レス) @page42 id: 6158c47f1a (このIDを非表示/違反報告)
^ - ^ - あ、ただの神作品デスカ。すぅぅぅぅっごいすきですぅ！ (2022年9月2日 18時) (レス) @page42 id: a77d2a3d87 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - masyumaro0318さん» 嬉しきお言葉ありがとうございます！！ (2022年8月2日 18時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも | 作成日時：2022年7月24日 21時
