俺に落ちるまで 5 【及川徹】

235話 ページ38

最後は佐藤ねねちゃんが言ってくれたお陰で険悪な雰囲気にならずに済んだから良かったって思った



あ｢及川さん送って下さり、ありがとうございます！｣


及川さんを見ると…めちゃくちゃ真っ赤な顔で私を見ていた


及｢ちょ、まっ、無理っ、な、にそれっ｣


｢お前ら見るなっ！｣って私のクラスの皆に言って両手で自分の顔を隠すけど耳まで真っ赤だから隠しきれてなかったから、そんな及川さんが可愛かった



すると、社会担当の桐谷先生が｢いいわね、これぞ青春ね｣と教卓に頬杖をついて私達を見ていたらしい



いや、先生…そこは止めなきゃ笑って思った






及｢放課後、覚えといてよ｣

まだ顔が赤い及川さんは私を見ながらそう言って自分のクラスへと帰って行った





及川side


日曜日は、Aちゃんと海デートしてめっちゃ可愛い水着見れて俺一生のお願いを使ったんじゃないかってぐらいの幸せだった。

でも、ナンパされた時は流石に焦ったし何より俺以外の男がAちゃんに触れたことが許せなかったけど、お昼ご飯の時にAちゃんの谷間が見れて俺はその日1日最高すぎた



次の日もほんとは、買い物デート行くはずだったんだけどたけるが急遽俺の家に来るって言うからAちゃんとの買い物デートは断念することになった

けど、


たけるが公園行きたいって言うから仕方なく優しい俺はたけると一緒に公園行く事になったんだけど、そこになんと、俺の大好きな彼女のAちゃんがいたとか俺夢見てんじゃない？ってぐらいやばかった

それに、

花柄のワンピースめっちゃ可愛かったし、俺の好みだった

近所にいるおじいさん達には俺らが夫婦だって思われたのは嬉しかった


ほんとにそうなるといいな。

俺は大人になっても傍に置きたい人はAちゃんだけって決めてるんだ

他を選択するとか間違ってもしたくないし、そうなりたくない。


家族ごっこ中はとにかく、楽しんだ





でもなんかその日はAちゃんなんかいつもより元気ないなって思った


聞いたら宮ツインズが来てるって話を聞いた。


えってなったけど、俺はその事よりAちゃんを元気にしてあげたかったから話を聞くことにしたんだ


たけるをおぶってなかったらあんな事やこんなこと…は、たけるをおぶってもおぶってなくてもしなくはない気もするけど、


いや、したかった。


でも、Aちゃんを怖がらせたくないし、嫌われたくないから取り敢えず、キスだけにしといた。

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