192話 ページ45
｢俺の妄想が激しすぎて今が現実なのか分からなくなってる｣と私の首元に顔を埋めてぎゅっと抱き締めている及川さん
松｢ねぇ、俺らこれ何見せられてんの｣
花｢ほんとな｣
岩｢及川が今日の帰りにアイス全員に奢ってやるって言ってたぞ｣
その言葉を聞いた1、2年生達が｢マジっすか？！｣、｢俺、ダッツがいいです！｣、｢俺は、パルムがいいっす！｣などわいわいがやがやと騒がしくなった
及｢言ってねぇし！！ってか奢らねぇし！！岩ちゃん！でたらめ言わないでよ！！｣
｢俺が羨ましいからって妬みはよくないよ！！｣と岩泉さんに吠えていた
岩｢よし、歯ァ食いしばれ｣
岩泉さんが、ボールを持って及川さんを狙って…え？私も居るんですけど？？
この角度だと私も当たってしまう…と思ってたら及川さんが向きを変えてくれて、私を片手で抱き締めたまま馬乗り状態になってしまった
その瞬間ドゴッという大きな音は及川さんのお尻に当たったらしい。｢い"っ｣という及川さんの痛そうな声が聞こえた
岩｢お前ら今日はもうここまでにして片付けして帰んぞ｣
岩泉さんが皆に声を掛けると｢｢うっす！！｣｣という皆の大きな声が聞こえたけどそんなもの私には聞こえるはずがなかった
及｢ごめん、体痛いよね｣
｢硬い床に寝かせてごめんね｣と申し訳なさそうに謝る及川さんが私を真上から心配そうに見ていた
あ｢え、あっ、いえ、お、及川さんっ｣
今の体勢が物凄く恥ずかしすぎて茹でダコのように顔が熱くなった
及｢ねぇ、Aちゃん｣
いつもの声よりワントーン低いこえが私にだけ聞こえ、肩がビクッとしてしまった。それを見逃さなかった及川さんが私の服の中に手を入れてきた
あ｢ひゃっ？！｣
今この状態を誰も見ていないことを良い事に及川さんの手つきがどんどん上に上がっていった
及｢…｣
無言で私の肌を撫で回すその手はやめてくれなかった
あ｢や、やめてくださいっ｣
必死に及川さんの手を退かそうとすると及川さんが私の両手を取り、頭の上に縛られてしまった
及｢そんな顔してやめてって言われてもやめてあげられないな｣
あ｢だ、誰かに見られたらっ｣
及｢見てないよ、俺らの事なんて｣
あ｢え？｣
及｢だってもうこの体育館には俺とAちゃんしかいないもん｣
及川さんにそう言われ辺りを確認すると誰もいなかった…ネットもポールもボールも既に方されていた
あ｢ほんとだ…誰もいない｣
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー！ご指摘ありがとうございます！いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます！ (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年6月18日 15時
