188話 ページ41
ご飯を食べた後は自分の部屋に行ってダラダラ過ごしていた。
お父さんの言ったあの言葉がずっと離れられなかった
"もしお互いの気持ちが離れたら、別の道を選ぶ事だってあるんやで"
絶対に大丈夫…そんな事にはならないからきっと大丈夫。と自分を落ち着かせるように言い聞かせた
その日は研磨くんに"明日午後なら大丈夫だよ！時間はね、14時とか大丈夫そう？"と送っといた。
すると直ぐに返信が来た
"わかった"
"着いたら連絡する"
とだけ返事が来た。私はOKスタンプを送ってその日は寝る事にした。
〜次の日〜
朝は6時に起きて、お母さんが作ってくれた朝ごはんを食べてジャージに着替えた
母｢研ちゃん何時に来るんだっけ？｣
台所から顔を覗かせて私に聞いてきた
あ｢一応14時って伝えたけど、着いたら連絡するって言ってたよ｣
父｢研ちゃんって、まさか研磨くんか？｣
あ｢うん｣
私と向かい合わせで朝ごはんを食べているお父さんが私に聞いてきた
父｢ほぉか…じゃあ研磨くんもきっと大きなったんやろなぁ｣
珈琲を啜りながら思い出に慕っているお父さんを無視して私は髪の毛を適当に結んで、早めに家を出ようとした
母｢あ、Aちゃんこれ｣
｢忘れてたでしょ｣と及川さん達に渡してと言っていたお土産を渡された
あ｢えー｣
母｢えーじゃないわよ…持ってってちょうだい｣
あ｢だって重いんだもん｣
母｢仕方ないじゃない…因みにこの袋の中に苺大福も入ってるから後で食べていいわよ｣
そう言ってお母さんが笑った
あ｢喜んでお持ちします｣
母｢よろしい！｣
案外私はちょろいのかもしれない…というか私の扱いをよく知っているお母さんが怖くなった
父｢気ぃつけてな〜｣
母｢行ってらっしゃ〜い｣
お父さんとお母さんが玄関で見送ってくれた
外に出るとまだ朝だというのに蒸し暑くて汗が滲み出てくる
あ｢今日くらい部活休みでもいいのに｣
昨日の体育祭の疲れが取れてるのか取れてないのかいまいち分からない
でも、楽しかったという思い出はできた
あ｢はぁ…朝から蝉鳴いてるとか｣
外を出た瞬間ミーンミーンと言う暑さを感じさせる鬱陶しい夏にしか生きられない蝉がうるさく鳴いていた
だらだらと歩いているといつもは15分くらいで学校に着くはずが今日は30分かけて歩いていた事に気づいた。
学校の時計を見ると6時50分だった。
あ｢ちょっとゆっくり歩きすぎたかも｣
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー！ご指摘ありがとうございます！いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます！ (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年6月18日 15時
