186話 ページ39
父「いや、ええんや…ママの為やったら俺はいくらでも出す」
あ「お母さん最低」
母「ちょっと!パパ?!ひどーい!!私のことそんな風に思ってたなんてっ」
なく素振りを見せるそんなお母さんにお父さんが「すまん!そない事おもっとらん!」と寄り添うとお母さんが「好き、パパっ」と娘の前で熱いキスを交わす親達を多分この世界に住んでいる子どもは見たくないと誰もが思ってるだろう。
あ「炒飯冷めるから食べるね」
見て見ぬふりをして自分の分の炒飯をよそって食べる事にした
母「酷いわぁ〜この子ったら…先にご飯食べるなんて!」
父「俺もお腹空いたからママも一緒にご飯食べよか!」
母「そーね、私もお腹減ったわ〜」
そう言って自分たちで炒飯をよそって食べていたお母さんとお父さんだった。
母「Aちゃんの作るご飯ほんといつ食べても美味しいわ〜!」
父「将来ええお嫁さんなれるんやろなぁ」
涙脆いお父さんは泣きながら食べていた
母「あ、そういえば返事はしたのかしら?」
このタイミングでそれを持ってきたかと思った私はお父さんがいる前でこたえたくなかった。
父「返事ってなんや?」
炒飯を夢中で食べていたお父さんの手がお母さんの一言によって止まった
母「この子、バレー部のマネージャーになったのよ」
父「ほぉ、それは凄いな…侑くんと治くんもバレー部やもんなぁ!一緒やな!」
ここまでは良かった。ここまでは本当に良かったんだけど…
母「でね!そのバレー部の主将の徹君がめちゃくちゃイケメンなのよ〜!」
父「…」
やばい、お父さんの顔が曇りかかった
母「この間インターハイ予選だったかしら?それでね!その帰りに私達の家の前で抱き合ってたのよ〜!きゃあ〜!!!」
父「なんやと?」
お父さんこれは怒ってる…?
母「それでね!ご飯一緒に食べたのよね〜!」
父「それはほんまか?Aちゃん」
私の方を険しい顔で見てくるお父さんに少しだけ冷や汗をかいた
あ「あ、う、うん」
母「愛の告白もされたのよね〜!」
あ「もうやめない?この話」
自分で作った美味しい炒飯を食べているのに何故か喉が通らないのはなぜなのだろうか
母「で、返事はしたの?」
あ「…」
父「…」
何このピリついた空気…お母さんだけ楽しんでるのは何でなの…
そんな中お父さんが言った
父「Aちゃん、その人にちゃんと返事したんか?」
あ「え?」
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時