180話 ページ33
及「うん、俺も好き」
耳元で嬉しそうに及川さんがそう言ってくれた
及「好き、大好き」
あ「そ、そんなに言われると恥ずかしいですっ」
及「Aちゃんが好き」
「Aちゃんは?」と子犬のような目で見てくる及川さんに、うっとなりながらもこれは答えないといけないやつだなと思った私
あ「好きですよ、私も」
及川さんの胸に顔を隠して言ったのを見た及川さんがとんでもない事を言った
及「もう一回言って」
あ「え?!嫌です!言いました!」
及「やだ、もう1回!」
「今度は俺の目を見て言って」なんてハードルが高い事を言い出す及川さんに仕方なく言った
あ「好き、及川さんが好きっ!」
すぐに目を逸らそうと思ったがそれを及川さんの両手で阻止されてしまい、及川さんの顔が近づいてきてキスをされてしまった
あ「ん、んん!」
及「やば、止まんないかも」
舌を入れてくる及川さんに私は大パニックになって及川さんの胸を叩いた
あ「はぁ、はぁっ」
キスだけだと思ったら舌を入れてくるとは思っていなかった私はとても酸欠状態だった
及「大丈夫?じゃないよね…ごめん可愛すぎて止まらなかった」
「がっつき過ぎたかも」なんてシュンとしている及川さんに私は取り返しのつかないことを言ってしまった
あ「そんな事、ないですっ…及川さんだったら、いい、ですよっ」
及「え」
言った後に気づいたけど、また自爆をしたかもしれないと気づいた私は多分取り返しがつかないと思った
及「ほんとに?ほんとにいいの?俺、めちゃくちゃ独占欲強いし、もしかしたら抑えられないよ?」
真剣な顔で言う及川さんはとても必死だった
あ「わ、私が大丈夫な時なら!!」
慌てて言う私とそれを見てくすっと笑う及川さん
何だかとても幸せだなぁと感じてしまう
及「ふふ、じょーだんだよ。Aちゃんが嫌がることはしないから大丈夫だよ」
この日はずっと願っていた及川さんと両思いになって、恋人になった私にとって大切な日になった
及「着いちゃったね」
私の家まで送ってくれた及川さんが悲しそうにそう言った
あ「また明日も会えますよ」
及「そうだね」
「でも会えるって言っても部活だから会えるけどさ、イチャイチャはできないじゃん」と頬っぺを膨らませて言う及川さんにグッときてしまった
あ「あ、えっ」
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年6月19日 20時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー!ご指摘ありがとうございます!いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます! (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ・・・!。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年6月18日 15時