175話 ページ28
及｢Aちゃんは及川さんと一緒に行こ〜！｣
先程まで岩泉さんにお尻を蹴られて大打撃を受けて死にそうになっていた及川さんはにこにこ笑顔で私の手を掴みそのまま行く事になった
あ｢部活リレーってユニフォームでやるから良いよね｣
矢｢かっこいいだろ？｣
あ｢うん！｣
入場した私達は半周を走る人と、アンカーと、1周を走る人とで別れた。
因みに私は何故か1番後ろで座っている及川さんの前に並んでいる
松｢Aちゃん、そっち窮屈じゃない？｣
｢俺の方に来なよ｣と私の前で座っている並ぶ松川さんが後ろを振り返ってきた
及｢窮屈なわけないじゃん！及川さんがただぎゅってしてるだけじゃん！｣
｢ねぇ〜！Aちゃん！｣と体育座りをしている及川さんの足の間に何故か私が座っている状態だった
周囲の女子からの目線が気になって気になって仕方がない私は俯くしかできなかった
国｢まぁ、及川さんの好き好きアピールが公表されてから大胆になりましたもんね｣
松｢こいつの独占欲マジやばいよな｣
国｢こういう人に限って捨てられるタイプの人ですよね｣
松｢それな｣
及｢な、は？！んなわけないし！！｣
｢Aちゃん俺の事嫌い？！｣なんて慌て出す及川さんに私は笑いながら返した
あ｢嫌いじゃないですよ笑｣
及｢は〜よかったぁ〜…嫌われたら俺、死んじゃうかも｣
あ｢そんな大袈裟な笑｣
及｢大袈裟だよ！！だって俺Aちゃん以外の子好きになる自信がないんだもん！！｣
木霊するように、響くその及川さんの言葉は私にとって殺し文句だった
国｢あ｣
松｢及川…お前、時と場所を考えたほうがいいと思う｣
｢お前のその感情のまますぐ言うやつな｣と苦笑している松川さん
あ｢…っ、｣
もう、1走者目の金髪の怖い人がどんどん追い抜いているのが見えた
及｢狂犬ちゃん！！！そのままバトン落とさないで走って！！！！｣
私の気持ちなんて知らない及川さんは、狂犬ちゃんという人に向かって叫んでいた及川さん
松｢大丈夫だよ、あいつはAちゃん一筋だから｣
肩をぽんと叩くと松川さんは前を詰めていった。私もそれを追うように前を詰めた
花｢岩泉！こっちだ！｣
2レーン目で待機していた花巻さんが手を挙げて岩泉さんを呼んでいた
岩｢花巻、頼む！｣
岩泉さんが綺麗にバトンを花巻さんに渡すと花巻さんは次々と抜かして1位で走っていた
松｢今年俺ら優勝じゃね？｣
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もも(プロフ) - はくろーさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年6月19日 20時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はくろー - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年6月18日 22時) (レス) @page8 id: fc551a1063 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 八坂リアさん» わー！ご指摘ありがとうございます！いつも外すの忘れやすいんですよね笑笑ありがとうございます！ (2022年6月18日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - オ/リ/ジ/ナ/ル/フ/ラ/グ/が立ってしまっているようですよ･･･！。 (2022年6月18日 16時) (レス) id: 16d5f57960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年6月18日 15時
