俺に落ちるまで 4【及川徹】

148話 ページ1

下のジャージは履いていたが、上半身は裸だった

あ｢そ、そそ、それ、ですっ｣


間近で見る岩泉さんのボディがマッチョすぎて直視できなかった

もう私の顔は茹でダコのようであった


岩泉さんからノートをもらい直ぐに出て行こうとしたら誰かに抱きしめられた



及｢そんなに慌ててどこいくのさ｣

にこにこと、制服のズボンは履いていたがこの人も上半身は裸だった


あ｢あ、あの、離れてくださいっ｣


及｢え〜どーしよっかな〜｣


この人この状況めちゃくちゃ楽しんでるんだけど！！


花｢Aちゃん、こんな奴やめて俺にしなよ｣


何故かこの人も楽しんでおり、及川さんと花巻さんの間に挟まれサンドイッチになってしまった


あ｢〜っ、｣


国見くんの方を見ると既に制服に着替え終わり、｢お先でーす｣と言って出てってしまった


そ、そんなぁ！国見くーん！！


私を置いて更衣室から出ていってしまった



松｢俺の方が満足させてあげられるけど？｣


花｢お前は規制かかってるからやめとけ｣

及｢そうだよ！まっつんは純粋なAちゃんに近づいちゃだめ！｣


更衣室で、うるさくガヤガヤしていると岩泉さんからめらめらと凄まじいオーラが出ていた


岩｢お前らさっさと着替えて教室行けや！！｣

及川さんと花巻さんにサンドイッチされていた私は岩泉さんのお陰で助かった



あ｢すみません、ありがとうございました｣

岩｢おう、次はノックしろな？｣

あ｢はい、気をつけます｣


及｢ちぇ〜つまんないの〜｣

松｢お前は充分楽しんでたろ｣

花｢にやにやしてたぞお前｣

松｢スーパーヒーローセクハラで警察行きの巻｣

及｢及川さんはそんなことしませーん！｣


岩｢いや、お前しかけてたべ｣

及｢及川さんだけじゃないし！マッキーだってしてたじゃん！｣

花｢スーパーヒーロー、友だちを売るの巻｣

松｢スーパーヒーロー、友情を失うの巻｣


及｢前から思ってたけどなんなのそれ？！やめてくんない？！｣

岩｢スーパーヒーロー言われて満更でもねぇ顔してたのどこのどいつだよ｣


｢望月、もう行ってもいいぞ｣と岩泉さんが気を使ってくれて声を掛けてくれた



あ｢えっと、すみませんでした！また、午後もお願いします！｣


それだけ言うと私は走って教室へ向かった


その後クラスに行っても何故か及川さん達の着替えている所を見てしまった為今日1日授業に集中できなかった


変態ではないからね？

149話→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す