142話 ページ45
及｢何かAちゃんがすごい頼もしく感じる｣
あ｢頼もしいマネージャーになりたいので！｣
夕焼けが私たちを照らす中、今日の試合の話やこれから始まる体育祭の話などをして帰路へと歩いていった
あ｢ここで大丈夫です。ありがとうございました｣
及｢うん｣
家の前まで送ってもらい、及川さんが私を見て微笑んでいた
あ｢それじゃあ、また明日｣
家に入ろうとした時、及川さんに腕を捕まれ私は後ろに引っ張られ、及川さんの胸の中にすっぽり収まってしまった
あ｢え、あ、あの｣
及｢俺、このままAちゃんを離したくない｣
｢もっと一緒にいたい｣と少し声が小さい及川さんの顔はどんな表情なのかは分からないが多分、思い詰めているようなそんな表情だと言うことは伝わった
及｢ごめん、我儘すぎた｣
もう一度私に｢ごめんね｣と言うと優しく私を離してくれた
今日の試合が負けてしまったこともあったのか及川さんの顔はどこか暗く、泣きそうな顔をしていて、そんな及川さんに何かできないかと考えていたらいつも及川さんが私にしてくれているように私から抱きしめてあげようと思い、
遠慮気味に及川さんの背中に手を回して優しくぎゅっと抱きついた
及｢え…？｣
今までに私から抱きしめる事がなかったから抱き締められてる及川さんはとても驚いていた
あ｢すみません、でも及川さんが泣きそうだったので｣
｢私にできることはこれぐらいしか｣と言うと及川さんが泣きながら私をぎゅっと優しく抱き締め返してくれた
及｢ありがとっ｣
しばらく抱きしめあっていると近所の人に見られたり、子連れのお母さんに見られしまいには子どもに｢あ！あの人たちハグしてる〜！｣などと言われた少し恥ずかしくなった
あ｢あ、あの、及川さんもう離してもいいですか？｣
及｢んー、まだちょっと｣
離そうとしても及川さんの力が強すぎて私一人では離すことができなかった
すると、私の家の扉がガチャという音を立て、中から誰かがでてきた
母｢あら…もしかして、お邪魔だったかしら？｣
ニヤニヤと楽しそうに笑っていたのは私のお母さんだった
あ｢お母さんタイミング悪すぎ｣
及川さんに至っては｢どうも〜｣と会釈をしていた
母｢あ、そーだ｣
あ｢？｣
母｢徹くん良かったらうちで晩ご飯食べてかない？｣
何を言い出すかと思ったらご飯のお誘いをしていたうちのお母さん
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね！応援ありがとうございます！ (2022年8月11日 22時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね！”応援しています！ (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年5月14日 21時
