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126話 ページ28

これからインターハイ予選が始まるというのに重い空気を作ってしまったという事実は変わらない



きっと及川さんと私の関係が今より酷くなるのかそれとも良くなるのかは誰も分からない


だから私は及川さんに今度こそちゃんと伝えなきゃいけない


"好きです"って。









〜放課後〜


あの後午後の授業になんて出れる気分じゃなかった私は少し眠る事にした

たくさん泣いたからすぐに眠気がきてそのままベッドに横たわったらすぐに眠れる事ができた

花菜は、「寝てスッキリしな」とだけ残してクラスに戻って言った。


「先生には私から言っとくから寝てていいからね!」と花菜に押し付けてしまったことが申し訳なかった。





あ「…」


目を覚まし、今何時か時計を見ると16時20分だった部活が始まるのはその10分後からだ


あ「行かなきゃ」


たくさん寝たはずなのに何故かスッキリとしなかった。それに、まだ少し眠かった


重い足取りでクラスに行くと皆が心配してくれた「大丈夫?」とか「辛かったら頼ってね!」とか「Aちゃん、元気だして!」など励ましの言葉をくれるクラスの友だちにまた、泣きそうになる



あ「ごめんね、心配かけて」


花「A!!」


一番迷惑をかけた花菜にももう一度「ありがとう」を伝えた


あ「いつも助けてくれてありがとう」

花「ほーんと、頼って欲しい時に頼らないんだから」

矢「お、望月…腹痛治ったか?」


あ「え?お腹?」

すると花菜がコソッと小さな声で「皆にはお腹が痛くて寝てる」って伝えたと教えてくれた


あ「そっか、ごめん」

花「うんん、大丈夫だよ」


花菜は鞄を持って「今日バイトだから行くね」とだけ言って教室を出ていった



矢「望月、俺たちも部活行こーぜ」


あ「う、うん」






〜部活〜



体育館に来たのは来たが…中を見渡すと既に及川さんはいた…

そんなの当たり前か…及川さんが遅刻するなんて絶対に有り得ないしね


私も部活着に着替えて荷物を置いて皆のドリンクやらタオルやらスコア表やらを準備している間に忘れる事ができた気がした


岩「望月、ドリンク貰ってもいいか?」


スパイク練習を終え、汗を流した岩泉さんが私の所へやってきた


あ「お疲れ様です、どうぞ」


岩「おう、ありがとな」




岩泉さんの次に国見くんが私の所にやってきた


国「先輩、喉乾きました」


あ「あ、うん!ごめんね、ドリンクどうぞ」

喉乾きましたって言う人初めて見たのでは

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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 及川徹   
作品ジャンル:恋愛
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね!応援ありがとうございます! (2022年8月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね!”応援しています! (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2022年5月14日 21時

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