110話 ページ12
あ「急いで支度するので待ってて下さい」
あれから私は苺にラップをかけて冷蔵庫にしまい、急いで制服に着替えてお弁当を鞄にいれた
まぁ、急いでいちご食べればよかったんだけどゆっくり味わいたいという私のプライドが許さなかったのでラップをかけてキンキンに冷えた苺は帰ってから食べようと決めた
10分もかからなかった私は賑やかにお母さんと及川さん達が話している玄関の方に向かった
母「へぇ〜徹くんはバレー部の主将やってるのね!すごいわね!」
及「いえいえ、そんな事ないですよ」
母「すごいわよ〜!だって、こんなにイケメンで優しくてそれに礼儀正しくて!」
及川さんにうっとりなお母さんをみて私は飽きれていた
及「すごくないですよ…俺なんてまだまだです。俺は仲間の為にやってるだけですから」
爽やかな笑顔を向けるとお母さんは感動していた。
母「なんていい子なの!」
花菜がボソッと「この猫かぶり野郎」と言った事を私は聞いてしまった。
あ「お母さん、楽しい所悪いけどそろそろ行くね」
母「え〜」
あ「え〜じゃないし…お弁当作ってくれてありがと」
母「当たり前じゃない!お母さんだもの」
優しく私の頭を撫でてくれたお母さんに「行ってきます」を言うと「行ってらっしゃい」と手を振ってくれた
〜学校〜
家を出た後は3人で学校まで向かった。途中で岩泉さんにも出会い4人で行く事となった。
学校に着いた時花菜が岩泉さんに質問した
花「あ、岩泉さん知ってます?」
岩「ん?何がだ?」
花「実は及川さんは猫かぶり野郎なんですよ」
花菜がにやにやしながら岩泉さんに先程のことをちくっていた
及「別にあんなの皆やるでしょ」
岩「こいつは元々こういう奴だから何言っても無駄だぞ」
及「ちょ、岩ちゃんどっちの味方なの?!」
岩「あ?うるせぇんだよフン川」
花「Aのお母さんに、及川さんがバレー部の主将やっててすごいねーって言われて及川さんなんて答えたと思います?」
岩「なんて言ったんだ?」
及「これ聞いたらきっと岩ちゃん達、俺の事見直すと思うよ」
前髪をかき上げながらどや顔をしていた及川さんだが、それを無視して花菜が言ってしまった
花「皆の為にやってるだけですからって偉そーに言ってました」
それを聞いた岩泉さんが及川さんの顔面を殴った
岩「今からこいつを土に埋めようと思う」
及「それ遠回しに死ねってこと?!」
花「あ、矢巾くんだ」
あ「おはよ」
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね!応援ありがとうございます! (2022年8月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね!”応援しています! (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年5月14日 21時