130話 ページ32
体育館に入ろうとした時、監督が「及川はどこ行った?」と言ったら矢巾くんが「他校の女子に囲まれてます」と苦笑いをしていた。そして私は、及川さんが他校の女の子達に囲まれて楽しそうに話している姿を見かけたが、見て見ぬふりをして体育館に入ろうとした時岩泉さんが及川さんの後ろからバレーボールを当ててたなんて見なかったことにしようと思った私だった
〜体育館〜
あ「すみません、私トイレに行ってきます」
青城は、去年のインハイがベスト4だった為、今回のインハイでは青城がシードだった。
そして今日は監督により、烏野の試合を観てから試合をするとの事だった。
荷物を置いた後、烏野の試合を観る事になり、私はトイレに行きたかったので岩泉さんに断りを入れてトイレへと向かった
扉を開けてすぐに角を曲がって真っ直ぐ行けば見えてくるトイレのマークに安心し、女子トイレに駆け込んだ
10分後
あ「ここのトイレめちゃくちゃ綺麗」
今日は髪の毛を結わかないできた
今日は結ぶ気分になれなくて、少しだけ髪の毛を巻いた
鏡の前で髪の毛が跳ねてないか確認をし、トイレを出たら誰かとぶつかった
あ「あ、すみません」
?「いや、大丈夫だ…怪我はないか?」
あれ、この声知ってる人だな…誰だろと顔を上げるとそこに居たのは白鳥沢の牛島さんだった
中学で遠征に行った時、牛島さんと仲良くなった高校に入ってからはあまり会えてなかったけど連絡は時々取ってる
あ「牛島さん!」
牛「ん?…Aか。久しぶりだな」
あ「ですね!牛島さん背伸びました?」
牛「?いや、あまり変わらないと思うが」
あ「そうですか?でも、私からしたら牛島さんは大きい方です!」
久しぶりに牛島さんに会えたことがとても嬉しくてにこっと微笑んだ私に牛島さんが「そうか」と微笑み返してくれた
牛「Aは小さくて可愛い」
あ「え」
あの牛島さんが今私の事可愛いって言いました?もしかして私の聞き間違い?
でもはっきり可愛いって…言った…よね?
次の瞬間牛島さんが私の頭を優しく撫でてくれた
あ「え、え?!」
牛島さんに撫でられて暫くそこで固まっていると私の背後から物凄いオーラを放った誰かがやってきた。
〜遡る事30分前〜
及川side
花「なぁ、Aちゃんどこ行った?」
松「そー言えば居ないね」
荷物を置き終わって、烏野の試合を見ようとしていた時まっつんとマッキーの会話が耳入った
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね!応援ありがとうございます! (2022年8月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね!”応援しています! (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年5月14日 21時