112話 ページ14
二人の間に何かが起きそうだなと思いながら体育祭の種目はどんどん決まっていった
花｢私とAが二人三脚だったら絶対優勝間違いなしだね｣
あ｢そうだね！｣
矢｢お前ら相性良さそうだもんな｣
花｢当たり前じゃん！だって私とAだよ？｣
私は体育祭は頼まれればやるし、もちろん私だってやるからには優勝を目指したい。皆で力を合わせて協力する体育祭というイベントは私はとても好き。まぁ、体育祭より文化祭の方が楽しみだなという気持ちの方が強かった。
〜お昼休み〜
午前中の授業も終えて花菜と私でお昼を食べようとした時｢あ！及川さん今日も呼ばれてる｣というクラスのななちゃんの声に反応してしまった。
花｢ねぇ、私思ったんだけどさ｣
花菜がタコウインナーを箸で掴みながら私の顔をにやにやしながら見てきた
あ｢何で花菜さんはそんな楽しそうな顔をしてるんですか｣
花｢合宿で何かあったでしょ｣
あ｢え｣
私が持っていたスプーンを危うく落としそうになってしまったが何とか必死に止めることができた
花｢その反応だと及川さんと何かあったな〜？｣
何かを察した花菜がズバリと当てて見せた。
女子というものは怖い生き物だなと花菜の言葉でそう感じさせた
あ｢何もないです｣
出た言葉はカタコトで花菜の眉毛がもっとへの字になってしまった
花｢及川さんに告られた…とか？｣
その言葉を聞いた瞬間左手に持っていた携帯が床に落ちてしまった
花｢動揺しすぎでしょ｣
｢分かりやすいなぁ｣と楽しそうに笑う花菜が私の落とした携帯を｢はい、これ｣と携帯を拾ってくれた
あ｢や、あの、ち、がうんだよ｣
花｢まぁ、あの人性格クソだけど顔は良いからモテるんだよなぁ｣
あ｢…｣
花｢多分あの女の子振られるんだろうなぁ｣
窓の外を見ると中庭で及川さんと三つ編みに結んでいるとても可愛らしい女の子が顔を真っ赤にしている姿が目に入った
花｢私にもそぼろ丼1口ちょーだい｣
あーんと口を開けている花菜に私はそぼろ丼を花菜の口に放り込む
あ｢美味しい？｣
もぐもぐと口を動かしながら幸せそうに食べている花菜が可愛かった
花｢めっちゃうまい！ってかさ今度Aのお母さんのご飯食べたいんだけど！｣
あ｢うん！お母さん喜ぶよ！｣
｢今度聞いてみるね！｣と花菜に伝えると｢よっしゃぁ！｣と嬉しそうだった
花｢どうする？｣
自分の弁当を食べ終えた花菜が私に問いかけてきたしかもにやにやしながら
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もも(プロフ) - くにみんさん» 及川さん素敵ですよね！応援ありがとうございます！ (2022年8月11日 22時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
くにみん - おいかわさーーーんかっこいい♡次の話も楽しみにしていますね！”応援しています！ (2022年8月11日 20時) (レス) @page50 id: 1aa174e0ca (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年5月16日 7時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - とても面白いです。この作品大好きなのでこれからも頑張ってください! (2022年5月15日 22時) (レス) @page8 id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年5月14日 21時
