92話 ページ43
及｢！…良かった…開けてくれないかと思った｣
あ｢…｣
及｢…｣
お互い無言になってしまいとても気まずい状況だった
あ｢及川さん｣
私が声をかけると同時に及川さんの方が少しだけビクッとなった
及｢な、何？｣
あ｢さっきは突き飛ばしてしまってごめんなさい｣
及｢だ、大丈夫だよ！全然気にしてないし！寧ろ俺の方こそごめんね｣
あ｢…｣
及｢…｣
また無言になってしまいしどろもどろになってしまう
あ｢あ、あの…もう寝るので…その、｣
及｢そ、そうだよね…もうこんな時間だもんね｣
あ｢及川さんも明日早いのでゆっくり身体休めて下さい｣
及｢うん…Aちゃんもね｣
早くおやすみなさいを伝えてさっさと寝ればいいのにどちらもそこから動こうとせず、ただ時間が経つだけだった
北｢及川、明日の練習の事なんやけど…ってなんや邪魔したか？｣
部屋の前で話してたら、北さんが通りかかった
及｢大丈夫だよ…明日の練習だよね？今行くね｣
及川さんは去り際に小さく｢おやすみ｣とだけ言って北さんと行ってしまった
北｢良かったんか？｣
及｢ん？何が？｣
北｢話に来たんやろ？望月さんに｣
及｢…別に…北くんには関係ないでしょ｣
〜2日目の練習試合〜
侑｢さむ！！｣
治｢そないでかい声で呼ばんでも聞こえとるわ｣
双子速攻が決まり、今日は稲荷崎がとても有利に見えた。青城との戦い方にも慣れてきたようにも見えた
あ｢宮ツインズ生で見ると凄いな｣
ちらっと青城の方を見ると調子は良さそうに見えるけど…及川さんのサーブが中々決まらない
岩｢おい及川、集中しろ｣
及｢ごめん、岩ちゃん｣
花｢あいつ昨日Aちゃんと話せてねぇんだろうな｣
松｢まー、話した所で状況は変わらないと思うけどな｣
あ｢っ、｣
及川さんのサーブがネットにかかったり、花巻さんの顔の横に飛んだり、アウトだったりとにかく調子が悪い。原因は多分、
あ｢私のせいだっ｣
"及川さんにちゃんと話しな！"
あ｢今の及川さんの不調が続くのはまずいかも｣
すると、ノートに青城の記録を書き終わりノートからコートに目を移すと及川さんと不意に目が合ったが…すぐに私が目を逸らしてしまった
及｢…っ｣
今日の練習試合では、稲荷崎の圧勝だった。決まるスパイクも中々決まらず、トスも短かったりなどがあり、岩泉さんの｢クソ川ァ！｣という怒号の声が及川さんに向けられていた
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ！とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します！！ (2022年10月30日 17時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です！６の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ！ (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね！嬉しいです！土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください！ (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様！こちらこそ返信頂いて嬉しいです！もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね！忙しい中だとは思いますが続き待っていますね！😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！！！今後も頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年3月6日 21時
