88話 ページ39
聞き返そうとしたら角名くんの顔が急に近くなり耳元で周りには聞こえないような大きさでコソッと耳打ちした
角｢望月さんって及川さんの事好きでしょ｣
あ｢？！｣
思っていなかった事を聞かれて私はその場に固まってしまい、次第には頬が赤くなって熱くなっていくのが自分でも分かってしまった
及｢はーい、ストップ｣
急に角名くんから放せられ、私の体温を一気に上昇させた人物に包まれてしまい、その人物の香りに酔いそうになったが何とか耐えようと必死だった
及｢Aちゃん大丈夫？｣
あ｢だ、大丈夫、です｣
角｢じゃあ俺行くね｣
角名くんが去っていったのを私は今見れずに、及川さんに抱きつかれたまま下を向いていた…
顔の熱さは引かず、どんどん上昇していくばかりだった
こんな気持ち知りたくなかったし、気づきたくなかった…でもどこかで知ってたのかもしれない
多分私、及川さんのこと好きだ
及｢Aちゃん角名くんと仲良いよね。及川さん嫉妬しちゃうな〜｣
そんな事言われたらきっと私は勘違いしそうになってしまう。及川さんは私の事どう思ってるのかな
あ｢…て…下さいっ｣
及川さんを意識しようと思えばいつでも意識することはできていたけど角名くんの｢望月さんって及川さんの事好きでしょ｣という言葉が今明確に自分の気持ちをはっきりさせたらしく、その言葉が永遠にループして離れない
及｢え？何？Aちゃん｣
もっと顔を近づけてくる及川さんにもう耐えられず、及川さんを突き飛ばし、今度は強めに言ってしまった
あ｢離してください！｣
及｢！？｣
その場にいた人達の視線を一気に集めてしまい、私は耐えられず食堂から走って逃げてしまった
私side
食堂から逃げた私はマネ専用の部屋へと入った
はぁ…何やってるんだろう私
及川さんは優しいから誰にでもあんなことするのは知ってたじゃんかっ
ほんと、学習しないなぁ…しかと突き飛ばしちゃったし…及川さん凄い、びっくりしてたな…
明日から会うの気まづくなっちゃったな…
どこかで私は及川さんの優しさに嬉しくてそれをきっと私が勘違いして前みたいに"好き"という感情になってしまったのかもしれない…自分がまた恋をするなんてもうないと思っていたはずなのにっ
角名くんに
"望月さんって、及川さんの事好きでしょ"
って言われた時に身体が痺れてしまうほど
気付かされてしまった
私はこんなにも及川さんが好きなんだということに。
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ！とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します！！ (2022年10月30日 17時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です！６の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ！ (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね！嬉しいです！土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください！ (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様！こちらこそ返信頂いて嬉しいです！もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね！忙しい中だとは思いますが続き待っていますね！😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！！！今後も頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年3月6日 21時
