97話 ページ48
先程から宮侑の挑発の言葉に私は乗らないようにはしていたが、内容が納得いかずに言い返してしまっている
侑｢青城ってほんまは弱いんやろ？なぁ｣
治｢おいツム、ええ加減にせぇよ｣
繋がれてる手に治くんが強く握り返す。まるで、"大丈夫"と言っているように聞こえた
侑｢バレーは強い奴がやるもんや。弱い奴らとやっても意味なんかないわ｣
そう吐き捨てたように言う彼の言葉を無視できなくて気づいたら体が動いてしまい、宮侑の左頬をパシン！という豪快な音を鳴らし、思いっきり叩いてしまった
侑｢っ？！｣
治｢ええ音しよったな｣
角｢望月さん強｣
もう無理…ただ言われてるのを聞いてるだけじゃ居てもたってもいられない
侑｢ったぁ！何すんねん！？｣
あ｢あんたなんか、大嫌いっ｣
目に涙を貯めてその場から私は走って去った
治｢お前最低やな｣
角｢人格ポンコツ｣
侑｢うっさいわ｣
〜青城の皆〜
及｢ねぇ、岩ちゃぁぁあん｣
岩｢うるせぇさっさと寝ろ｣
青城の部屋では、枕投げ真っ只中であり(主に花巻、松川辺り時々及川の顔に枕が当たれば及川もやり返している)そんな中で寝ようとしている岩泉と、Aとの仲をどうにかしたい及川
及｢俺、少し風に当たってくるね｣
岩｢夜更かししたらぶん殴る｣
及｢してもしなくても殴ってるけどね？！｣
そんなやり取りを終えた及川は部屋を出て夜風に当たろうと思い自動販売機の前を歩いていると誰かが前から走ってきた
及｢！…Aちゃん？！｣
あ｢え？お、いかわ…さん？｣
よく見るとAちゃんは泣いていた
及｢え、ど、どうしたの？！｣
慌てて駆け寄ろうとするが花巻に言われた金魚のフンの事を思い出し1歩足を下げた
あ｢あ、いや、そのっ｣
及｢Aちゃん｣
及川さんの優しい声に留めていた涙が溢れてしまった
あ｢っ、｣
手で涙を拭くけど拭ききれずそれを見兼ねた及川さんがそっと私を抱きしめてくれた。私は及川さんの胸の中で肩を震わせて泣いてしまった
及｢大丈夫、だいじょーぶ｣
小さい子をあやす様に頭をずっと撫でてくれる及川さん
昨日私は及川さんの事を突き飛ばしてしまったというのにそれでも私に優しくしてくれる
私に何があったかなんて聞かないで私が落ち着くまでずっと傍に居てくれる及川さん
及｢Aちゃん落ち着いたかな？｣
近くにあった椅子に座らせて前にしゃがんで手を握ってくれる及川さん
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ！とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します！！ (2022年10月30日 17時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です！６の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ！ (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね！嬉しいです！土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください！ (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様！こちらこそ返信頂いて嬉しいです！もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね！忙しい中だとは思いますが続き待っていますね！😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！！！今後も頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも | 作成日時：2022年3月6日 21時
