83話 ページ34
「岩泉さん怒ってましたよ」なんて照れ隠しの嘘をついてしまった私は顔が赤いまま及川さんと一緒にバスを降りた
〜体育館〜
私の部屋と及川さん達の部屋は別々なので少し早めに歩いて部屋に適当に荷物を投げて急いで全員いるであろう体育館まで全力で走った
あ「挨拶しなきゃっ」
稲荷崎高校の主将の人にまず挨拶という話は岩泉さんから聞いていたのに、及川さんが中々バスから降りようとしなかったから大遅刻をしてしまったと思い体育館へと急いだ
あ「はぁっ、はあっ…」
何と部屋から5分で体育館に着いてしまった
及川さん達の姿を探しきょろきょろとしていたら誰かに声を掛けられた
?「もしかして、青城のマネージャーの方ですか?」
声を掛けてくれて人の方を向くと、稲荷崎のジャージを着た白髪の人が私に声を掛けてきた
あ「あ!はい、そうです」
北「遥々遠いい所から来て下さってありがとうございます。4日間よろしゅうお願いします」
関西人特有のなまりと、この人の人柄なのか礼儀が良すぎてとてもかしこまってしまう…というかめちゃくちゃ目が綺麗
北「自分、稲荷崎高校主将3年の北信介と言います」
あ「わ、私は望月Aです。2年です」
あ、やっぱりこの人が主将さんだったんだ。風格がしっかりしてオーラが正しく主将のように感じた
北「今来た所申し訳ないんですが、うちの方にも挨拶してもらっても宜しいですか?」
あ「え、あ、あのっ…」
どうしようとあたふたしていたら背後から誰かに抱きしめられた…あ、匂いで分かってしまった私は相当頭がおかしくなったのかもしれない
及「ちょっと北くん!うちのAちゃん困らせないであげて」
北「なんや及川か、そんなつもりあらへんかったんけどな…少しでええねん。あいつらにも紹介だけしときたいと思ったんよ」
「ええか?」と首を傾げる新種のあざと可愛いと言うやつなのだろうかと思ってしまうのも過言ではない
あ「わかりました」
及「え、行っちゃうの?」
あ「挨拶して帰ってくるだけですから」
稲荷崎との練習が始まる前に少し時間がある為私も相手の方に挨拶はしときたいと思っていた
あ「えっと、北さん良ければ挨拶させてください」
北「ほんまか?おおきにな…ほんなら向こう行こか」
「及川、少し借りるわ」と言い残し及川さんと離れる
「何かあったら及川さんのこと呼ぶんだよ!」と念押しに言われた…
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時