9話 ページ10
私side
あの後、及川さんが教室から帰ったあとは授業になんて集中などできなくて先生の話が左から右へと流されていった
クラスの女の子達に囲まてれ質問攻めにされてしまい、久しぶりにたくさんの人と話したから少し疲れてしまった…
その様子を見ていた矢巾くんと花菜が心配そうに私を見ていたなんて、また心配をかけてしまったと反省をしていた
〜放課後〜
矢「望月、俺これから部活だけど…観に来るなら一緒に行かね?」
スポーツバッグを肩からかけて私を誘ってくれている矢巾くん
花「A!行くなら私も行くよ!」
絶対に1人で行かせてたまるか!と胸を張っているとても頼りがいがある私の親友花菜さん
矢「お前…望月の事になるとすげぇむきになるよな」
花「もー、分かってないなぁ矢巾くんは」
やれやれとため息を着く花菜は私の方を見てにやにやとさせていた
あ…何か嫌な予感がする。そう思った私は時すでに遅しでした
花「いつもはマスクを絶対に外さないんだけど…時々マスクを外す時とか、ご飯を食べる時とか、鼻かむ時とかAの顔が晒されるでしょ?」
矢「…」
矢巾くん…すごい引いた目で花菜を見てるその様子に私は口元を少しだけ緩ませていた。
花菜はどなんな時も私の行動一つひとつを見ている。だから、私がうまく嘘をついても花菜には見破られてしまう。
大丈夫だよ、と私がいくら言っても花菜が「大丈夫じゃないのに、大丈夫って言うな!」って私の中をこじ開けていつも私に手を差し伸ばしてくれる。
私が1人にならないように、こんな私なんかの隣に並んでくれる優しい花菜に甘えてしまっている私は、1人でも何とかしなきゃと思っていた。
でも、高校になってもいつも一緒に学校に行ってくれていた花菜が熱を出した時も私が1人にならないように、花菜が「大丈夫だよ!熱ごときで人は死なないから!」と言われた時は冷や汗が止まらなかったし、花菜を説得するのもとても一苦労だったのを今でも覚えている
花「Aの素顔は世界一可愛いの。野郎どもに見られる前に私がガードをしなきゃいけないの」
矢「女が野郎どもとか言うなよ笑…てかお前、望月の事大好きかよ」
花「あたぼーよ!大好きだよ!私は生まれた時からAを守る為に生まれてんだよきっと。だからこの仕事は私にしかできない!」
そう言って天井に手を伸ばしてお祈りする花菜を見て矢巾くんが目に涙をためながら爆笑していた
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もも(プロフ) - はなさん» 教えていただきありがとうございます!!!今外しました!!ありがとうございます! (2022年1月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! 消さないと違反になっちゃいます💦 (2022年1月11日 18時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - RIOさん» ご感想下さり、ありがとうございます!ハイキューキャラは皆かっこいいですよね(*^^*)今後は、及川さんとの出会いで夢主様が変わっていきますので最後まで見て下さると嬉しいです!よろしくお願いいたします! (2022年1月11日 14時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - めっちゃ面白いです!この作品!やっぱりステーキ及川さん好きやわ…とか思いながら読んでたんですけど、結局は全キャラ好きです(え)あと、二人の友情というかなんというか…めっちゃカッコいいなって思いました。応援してます! (2022年1月10日 23時) (レス) @page9 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年1月9日 16時