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14話 ページ15

花「覚えてないならいーけどさ…私は覚えてる。Aがああやって教えてくれたから、私は最後まで諦めないで練習頑張れたんだよ」


あ「…」

ドン、ドンとボールが床に打ち付けられる中私たちの空気はまるで時が止まったみたいに流れていた
花菜が中学の話をするからどうしたのかなって思ってたら私が"報われるまで努力すればきっとできるはずだから"だなんて、言うから驚いた

花菜が言うから多分言ったんだろうとそう納得させたけど、言った覚えがない気がする…
多分、中学の部活の時の記憶を消したかったからかな…もうあんな思いしたくないと思って忘れようとしていたのかもしれない


花「私との思い出は覚えてるよね?」

あ「も、もちろん!それは覚えてるよ」

花「そっか。嬉しい」

花菜がにっこりと顔を綻ばせながら私に笑いかけてくれた


花「いつかAがまた笑った姿見せてね」

あ、作り笑いとかいらないからね?と言われた
そしてまたバレーへと目を向けていた



こんなに優しくて強くて、友だち想いでいつでも助けてくれる花菜という親友を持ってしまって本当にいいのだろうか…とずっと思っていながら過ごしている。


〜過去のお話〜

私がこんなんになってしまったのは、中2の時私に彼氏ができた時だった…

その彼氏は学校一、かっこよくて人当たりも良くて優しくて友達も多くて、何よりも私の事を女の子として扱ってくれて、そんな毎日が幸せでいっぱいだった…


だけど、そんな日もずっと続く訳ではなかった…



放課後の午後練に行こうと思い、部室のロッカーを開けると中からは大量のムカデが出てきた

最初は玩具の虫だと思ったけどうようよ動くそれは本物の虫だと確信した。何で自分のロッカーの中に大量のムカデが入っているかなんて訳もわからなかった。そしてこの大量の虫をどこから持ってきたのかなど色々考えていた時、「ちょっと!先に行かないでよ!」と花菜がやってきた


花「は?」

部室に入った瞬間花菜の第一声が怒号が含まれた声だった。そして、私のロッカーの大量のムカデを見て花菜が「絞めて来る」と言い、私は慌てて止めた

あ「ちょ、ちょっと待って!」

花「何で」

あ「誰がやったかも分からないのに犯人扱いできないでしょ!」

今にでも人をころそうとしている花菜を必死に止めた


花「こんなのあいつら以外いねぇよ!」

あ「いいよ、大丈夫だから」

とりあえず手袋してこのムカデどうにかしよと花菜に手袋を渡すと手袋を投げられた

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設定タグ:ハイキュー , 及川徹 , 青葉城西   
作品ジャンル:恋愛
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もも(プロフ) - はなさん» 教えていただきありがとうございます!!!今外しました!!ありがとうございます! (2022年1月11日 22時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! 消さないと違反になっちゃいます💦 (2022年1月11日 18時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - RIOさん» ご感想下さり、ありがとうございます!ハイキューキャラは皆かっこいいですよね(*^^*)今後は、及川さんとの出会いで夢主様が変わっていきますので最後まで見て下さると嬉しいです!よろしくお願いいたします! (2022年1月11日 14時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - めっちゃ面白いです!この作品!やっぱりステーキ及川さん好きやわ…とか思いながら読んでたんですけど、結局は全キャラ好きです(え)あと、二人の友情というかなんというか…めっちゃカッコいいなって思いました。応援してます! (2022年1月10日 23時) (レス) @page9 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも | 作成日時:2022年1月9日 16時

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